むかし昔、豊臣秀吉の時代
落語の元祖の一人と言われた男がいました。
曽呂利新左衛門

曽呂利の本姓は杉本氏、名は新左衛門と号した。
曽呂利は異名で、刀の鞘を作って業としていたが、
巧みな腕前で、刀がソロリと鞘に収まるので
これを名とするようになったという。
堺の豪商の一族ともいわれ、歌道、香道に通じ、
絵画・揮毫も能くした。
茶道は千利休の師の武野に学び、
奇智とユーモアに富み、話術に長けていたため、
豊臣家のお伽衆(おとぎしゅう:政治や軍事などの
相談や世間話の相手役)に推挙された。

秀吉から「町ではわしを猿に似ていると
噂しているようだが、どう思う」
と聞かれた曽呂利は「殿下のお顔が猿に
似ているのではなく、猿が殿下に似たんです。
殿下のご威徳にあやかって努めて似たいと
思うのは誰しも同じ」
と答えた。

また、秀吉が大切にしていた城内の松の木が枯れて
落胆しているのを見た曽呂利は
「ご秘蔵の 常磐の松は 枯れにけり おのが齢を
 君にゆづりて」
と詠んで秀吉を喜ばせた。

ある日、褒美に黄金を取らせるという秀吉に
「毎日、耳のにおいを嗅がせてほしい」と願い出た。
曽呂利は諸大名が居並ぶ前で秀吉の脇に座り
耳のにおいをかぐため、大名からは秀吉に告げ口を
しているように見え、曽呂利に金銀を
贈るようになったという。

ゴマスリ男のお手本でございます。

ダンスマダムへの外交辞令


■貴女ほどの腕前の女性は初めてです。
■何という美しいムーブメントでしょう。
■音楽性を感じますよ、気持ちよいです。

「きゃ~素敵~」
ありがとうございます。
 

☆ちょっとだけ瓦版
日大の田中英寿元理事長が死去
 相撲部で活躍 背任事件で有罪判決

日大のドンと言われた男
ちゃんこ屋の2階で日大の人事会議をやって
まぁ、大学を私物化したのは許されませんね。