東京駅で
東京駅の構内に店舗はありました。
ひとりっきりの店番でしたので、お昼やおトイレの時は
となりのお土産屋さんのおばちゃんに「ちょっといってきます」と
声をかけて。
お客様は主に近所のOLさんと新幹線に見送りに来た方。
見送りに来たお客さんは時間がないので、焦ってよくイライラされました。
「だって、私、花束も何も作り方わからないんだもん
」
そのころの花屋業界は、教える・教わるなんてありえない世界。
『見て覚える』が主流でした。
1度先輩に「注文の花束、作っておいて」と言われたことがあり
「すみません、どうやって作るんでしょうか?」と聞いたら
私の持っていた花材をひったくられ・・
「もう作らなくていい
」と怒られたことがありました。
その後、泣きながらモップでひたすら床掃除をしてたものです。
悔しくて悲しくて・・
ごみになったお花の茎を持ち帰り、一生懸命花束が作れるように
練習したものです。
でも、先輩たちはとても忙しそうで口も聞かず、大変そうだったけど
かっこよかった![]()
その姿を見て頑張れたんじゃないかな。
かっこよくなりたい![]()
ただそれだけでした。



