雨上がりの好天に恵まれた昨日、鳥越林道の様子を探りに行ってきました。

近江高山のキャンプ場前、鳥越林道入り口には空のダンプが待機しており、土砂を満載したダンプが下りて来ると入れ替わりに登って行きます。

これは突入したらこっぴどく怒られるパターンなので退散。

 

気を取り直して、七曲林道を経由して国見林道にやってまいりました。

国見林道を県道から入ること800mほど。

この分岐のところ、右手に登って行く林道があります。

最初の数十メートルだけコンクリ舗装のこの林道、板並岳山頂直下まで続いております(地図の赤線)

足又川右俣を挟んで国見林道を望む眺めの良い林道です。

今回はパスしましたが一昨年5月に訪れた際にはこんなんや…

こんなん…

が、転がっていましたが地図中「ここから歩き」地点から先、地図からもわかるように等高線を直角に横切る無茶な急坂でして…

時間の都合で途中撤退しております。ヘンタイ様御用達林道でした。

 

さて、いつものラーメン広場にやってまいりました。

ここから見る伊吹山はお気に入りです。

ラーメン広場脇から新しい林道(作業道?)ができていました。見たところかなり下まで通じているようですが、どこかにつながっているのかな?

 

次にやってきたのは峠の1200mほど手前、気付く方はおられないと思いますが、この怪しい道が分岐しております。

以前は案内板もありましたが、今はありません。

この道を辿ると10分ほどでアシキマタ(足又)谷に出ます。

そこは昔の国見峠道が通っていた場所で、お地蔵さまがおられます。

そしてこの周辺は、川を挟んでちょっとした平坦地になっております。

江戸時代に消滅したという幻の村、大滝村があったと云われている場所です。

峠からは旧国見峠道で10~20分(季節による)ですが、麓の板並からは3時間ほどもかかるという地点です。

位置的には、美濃側から来た炭焼きの人たちの村だったのでしょうか。

 

さて、国見峠を越え旧春日村最初の集落、千疋にやってまいりました。

特にお目当てもないので、十数年ぶりに品又林道でも…と思ったら、新しい林道(といっても平成16年製)ができておりました(地図中、赤線)

以前関ヶ原の雨神さまがおっしゃっていた「トダナ岩屋」「大平八滝」への大平林道です。

林道は全線舗装の快適な、眺めもそこそこ良い道です。

 

5kmほどで唐突に終了

巨石のバリケードの向こうは深い谷です。

行ってみて後悔した竹屋谷渓谷でありました。

作った目的がよくわからない大平林道を戻り、品又林道(地図中、緑線)へ。

左から戻ってきて、直進します。

以前の記憶がおぼろげなので、終点に来てもどうも違うような気がします。

周囲に全く樹が生えておらずもっと明るくて、川との比高がもっとあったような記憶があります。少し手前にそんな場所があったので、もしかしたら延伸したのかもしれません。

 

 

 

知らんけど爆  笑

 

どちらの林道も終点や道路脇に登山者向けと思われる手書きの立看が多数設置されていましたが、これはかの有名な秘密結社「〇垣山岳会」の仕業ではないかと思われます。

 

帰り道、熟成されつくした草ヒロを発見し今回の当てもない散歩は終了であります。