f滋賀県道285号と言えば、悪名高い「開かずの県道」。

丹生ダムの計画から頓挫まで四半世紀、そしてその後早くも三年経ち、すでに自由に通れなくなって30年が経とうとしております。

 

ダムが中止になり、付け替え道も未成のまま放置されております。

去年あたりからこの県道を再整備する方向で工事が進んでいるようですがあと2~3年は

まだ不自由な状態が続くのでしょうかね。

 

そんな中、久しぶりに奥川並へ…ということで出かけてまいりました。

駄菓子菓子菅並から小原までのわずかな間に、4か所のバリケードが設置してあります。

北海道トンネルの取り付け道の立入禁止はいつものことなので数には入っておりません。

最初のバリケード。①

左右に余地がありません。プラスチックの鎖はこの錠前でポールに固定されてますが、このまま回せばあk(ry

まあプラスチックの鎖を持ち上げれば通れるわけですけどね(笑)

地図上②③の地点、上明神橋の手前と架設橋を渡った地点にも同様のバリケードが設置されています。

③を越えてすぐ今度は看板ですな。冬季通行止の期間にくい込んでますが、要するに「今年中は通しまへんで」ということでしょうか(笑)

小原集落跡を過ぎてすぐのところに④番目のバリケード。

ここから少し先に、奥川並への林道との分岐点である田戸の集落跡なわけですが…

そこには遠目にもはっきり見える、工事車両の大軍がひしめき合っております。

 

これは…あかん

へたれのワタクシ、本日はここで撤退です。

連休中にリベンジですね~

 

途中いたるところでこのような拡幅工事の測量の跡があったりして、ちょっと期待が持てますね

帰りによった小原集落跡です。

一軒だけ残る小屋も昨年より確実に風化が進んでおります。

小屋の後ろには、今は見る人もない花桃が今年も律儀に咲いています。

共同の水場や半鐘柱は良い状態で残っています。

小屋を左に登って行くと、家の跡でしょうか立派な石垣が続いております。

そこかしこに、イカリソウが咲いてましたよ。

さて、戻りますか…

小原を出るすぐこの橋があります。”ワーレントラス”であってますか?ク○ック師匠。

上の写真は並行する旧道の橋の上から撮ったものなのですが、路面が鉄板の架設橋でして

トラスの構造材の草臥れ具合がひどい。

まるでよそで使っていた材料で組み直したみたいに見えるのは気のせいでしょうか。

同じ道を戻るのもアレなんで、地図中の「林道へ」のところから林道に入りますよ。

入り口付近のみアスファルトで最近舗装したようなキレイな林道です。

しかし100mも行かないうちに地道になり法面崩れ、洗い堀、倒木のヘンタイさん御用達林道になります。

何とか乗り越えつつやって来ました見晴らしのいい場所。

眼下に菅並の集落が見えていますね。ここはちょうど北海道トンネルの真上です。

さらに進んで、こんな砂防堰堤を越え

終点手前の分岐を右にとると…

菅並集落の入り口にあたるところに出てきました。

 

あとは285号を忠実に木之本町川合まで辿り無事帰りました。

来週初めの連休中のリベンジを目論みながら…