では峠のハットを見に行くことにしましょう。
中河内の廣峯神社から集落内の道を100mほど南下すると道路脇にあるのが、この石仏群を祀る場所。
この左手から庄野越えが始まります。
深く掘りこまれた道が続きます。
そんな道を歩くこと30分ほど。右手にブロックでできた小屋が見えてきました。
とんがり屋根に逓信省の〒マーク。私たちがこのマークを見ると、郵便関連の施設と勘違いしても不思議はないです。
苔生していますが建物自体は80年物とは思えないほどしっかりしています。ドアは無残なことになってはいますけどね。
その右手には黒いパイプが地中に突き刺さっています。地中の電話線に窒素を注入していたという設備と思われます。
配電盤を開けてみると…すべて真空管。時代を感じますねぇ
これは、庄野越えと交差する余呉トレイルから見下ろした図。
そしていろいろな方向から見てみた、の図
さて堪能した!
ということで、帰りましょうか。20分ほどで石仏群の前に戻って来ました。
旧国道のハットにも行ってみたかったのですが、時間の都合で割愛。
帰りも285号を利用しました。
行きには気付かなかったお地蔵さまは、中河内と半明の中間くらいにあります。
道中、ヤマアジサイや
今度は、丹生ダム建設用に作られた「北海道トンネル」を通ってみましょう。
「北海道」はこのあたりの小字で「きたかいと」と発音するのだとか。
一応、お約束の通行止めですが封鎖はごくユルい。
少し右カーブ気味に菅並へ続いております。
ということで、無事に菅並まで戻って来ました。
ここからはさらに285号を通り、大見いこいの広場経由でこの県道の終点、木ノ本町川合をめざします。
と思っていたら間違えて284号に入ってしまい杉本隧道を通る羽目になってしまいました。この隧道、怖いのよねぇなんとなく…
そんな間違いもしながら自宅に戻ったのは17時過ぎのことでした。
おしまい