関越道から望む新潟の山間ではまだ真っ白な雪が山や田んぼを覆っていましたが、
東京はもうすっかり春ですね。近所の桜もこの週末で一気に咲いたようです。
星の見えない帰り道の夜空を、桜たちの淡いピンク色が艶やかに彩っていました。
いつも通るこの自宅までの道には、珍しいハートの形をしている木が一本立っています。
去年は剪定されたばかりであまり咲かないまま終わってしまいましたが、
昨日はその木も沢山の桜を咲かせて空に向かって手を大きく伸ばしていました。
去年剪定されてから益々ハートの形に似ているなと思うこの桜の木は、
ほぼ毎日挨拶を交わしていくとても大好きな木々の一つです。
どこまでも続いていくような桜並木を歩いて堪能するのも好きだけど、
両手いっぱいに咲かせた桜の枝を上一杯に伸ばしているこの木を観ているときが
とても贅沢で幸せな、大好きな時間です。
毎日楽しい事に溢れていたら幸せだな~と思うけれど、
色々な事があるから幸せな時間を大切に、より幸せと感じれるのかもしれません。
昨日も心をなでなでしてもらった気がします。

新潟もその一つ。
先週、その大好きな人達の一人がこの世から旅立ちました。
ゲーリーさんという方です。
「筋萎縮性側索硬化症」、ALSという難病を患い最後まで闘いつづけその生涯を終えました。
高校時代からドラムを叩き始めたというゲーリーさん。
ジャンルにとらわれず、アコースティックのパーカッションからヘヴィメタのドラムまでこなしていたというゲーリーさんのお通夜の会場には、当日200を優に超える沢山の人達で埋め尽くされました。
どんなに人に愛され慕われていたのか、ゲーリーさんの人柄の感じるとても温かな音楽葬でした。
喪主である真理子さんとチャロニーさん、
写真や音響の準備などから演奏まで葬儀の準備をされていたkazmin’さんと石ちゃんさん、
司会進行から演奏まで務められました堀尾さん、ありがとうございました。
そして会場でご一緒になりました皆さん、お声掛け頂きありがとうございます。
新潟でこうして繋げて下さったゲーリーさんと堀尾さんに心から感謝致します。
最期に、ゲーリーさん。
いつもFacebookでアップする写真。
「おはよう」と「おやすみなさい」。
毎日、ゲーリーさんのアップするその言葉をみて出勤するのが日課でした。
「おはよう」と「おやすみなさい」。
毎日、ゲーリーさんのアップするその言葉をみて出勤するのが日課でした。
出逢ってくれてありがとうございます。
音楽をしていて良かった。
何度かご一緒させていただいたゲーリーさんとのステージは、演奏の時いつも目が合うと笑顔で頷いてくれて
「そらちゃん、いけいけ。」って背中を押してくれて、心から楽しんでいるのが滲み出ていて楽しかったです。
またいつか一緒のステージに立ちたかったですが、来世かそちらで会った時にメンバーで演奏できるようこれからも精進して参ります。
新しい世界へ到着するまでの道のり、どうかお気をつけて行ってらっしゃい。
「奇跡の男」ゲーリーさんからいただいた沢山の思いを胸に掲げ、これからも歌いつづけます。
今までの闘病生活の分、目一杯羽根を伸ばして下さい。
またいつかお会いしましょう。

