現在入院6日目
入院生活も色々と相部屋なので落ち着かずストレスもあるが、
今日の聴力・血液検査で投薬効果があまりなければ、退院して別治療がはじまる。
次の治療とは鼓膜に直接ステロイド注射を刺す方法
※鼓膜の奥の中耳という空間にステロイドを満たし、さらにその奥の繊細な感覚細胞がある内耳にステロイドを浸透させるというやり方
想像しただけでも恐ろしい治療です
耳ホンマに大丈夫なんやろか?? 鼓膜破れるとかすごく心配 そもそも痛さはどうなの??
そうそう、面会待機所で話を聞いてると(他人の話を盗み聞きするなよ)
同じように難聴になって更に眩暈が伴う若い男性もいた。 メニエールなんかな?? つらそう
メニエールも難病なんだけど、この突発性難聴も発症率0.03%と珍しい病気なんだ
当たるなら宝くじだけにしてほしい
そうそう、面会待機場では遺産相続の話をする家族もいた
(もちろん、当事者は同席してない 見舞いに来たというより遺言書でも書かせに来たんだろうか??)
あと、3人のお婆ちゃんと相部屋なの
内2人は介護が必要なので食事補助・おむつなんです
1人の方が3日便が出なくって介助して排便させようとしたんだけど、
硬すぎて出ないの
「(肛門)痛いっ! 痛いっ!」って大騒ぎの上、肛門入口まで顔を出しては引っ込めて、
痛いからと肛門途中まで出して休憩に入ったりして...
それベットでやってるから部屋の中がムチャクチャ臭いのよ 堪らん
心の中で「休憩なんかせんとサッサと出せよ 指突っ込んで掻き出してやれよ」って悪態まで
耳の調子が悪いひとつに、耳が塞がったような感覚があるのね。
それが耳の中で音がぶつかり合うように響いて金属音みたいにキンキンして、
何喋ってるかは聴き取れないんだけど、音としては聞こえてるのでうるさく感じるの。
特に声のデカいオッサンと子供の高い声は辛い
だから病室で耳の遠い高齢者を相手に看護師や介護士がデカい声で喋る声が響いて耳が痛いのよ
仕事もストレスだけど入院もストレスね
夜も4時間くらいしか眠れないし
夜中も看護士が巡回しにくるから落ち着かないのよ
イビキの合唱も酷いしね
まあ、そろそろ投薬治療は終わるので自宅に帰れそうだけどね
それまでのガマン
暇なんでパプアニューギニアのお面を描いてみた
本題
4日目② 悪路に苦戦のトンガリロ ファカパパ→マンガテポポ
現在地:ニュープリマス🚙→ファカパパ👣→マンガテポポ
今日からトンガリロのノーザン・サーキットを3泊4日で歩く予定
※トンガリロとは
1887年、ニュージーランドで最初の国立公園に指定されたのがトンガリロ国立公園。
そのちょうど100年後、先住民マオリの人々にとっての文化的な重要性と比類のない自然の美しさが認められ、
ユネスコの世界複合遺産に登録された。
ルアペフ山、ナウルホエ山、トンガリロ山の3つの火山は、馬蹄形をした太平洋周囲を取り巻く「環太平洋火山帯」を構成するタウポ火山帯の南限にあたる。
200万年前に始まった火山活動は現在も続いていて、最終氷河期以前にさかのぼるルアペフ山とトンガリロ山は、世界で最も活発な複合火山。
ルアペフ山が最後に噴火したのは1996年、最後に噴火したのは1975年です。
※トンガリロノーザンサーキットとは
ニュージーランド北島の世界遺産トンガリロ国立公園にあるトレッキングルート。
トンガリロ、ナウルホエ、ルアペフと3つの火山とエメラルドブルーの火山湖、荒涼とした溶岩流跡が広がる大地等が楽しめます。トンガリロノーザンサーキットは円錐形が美しいナウルホエを中心にした1周約41kmのコース。
↓赤い線がトンガリロノーザンサーキットのコース
GoogleMapだと2時間って出るけど、アスファルトの平坦な道じゃないんだから無理だってー
道の状況もあるから皆さんも数字に騙されないようにね
前回のブログでは
遠く見えるMt.ナウルホエとMt.トンガリロの谷間の山小屋を目指し
草原と灌木の混じる大地をひたすら歩き進める話だった。
悪路をひたすら歩き続け
16:34 ついにマンガテポポハットが見えた!
見えてもそれからが長いっーー!
この辺りから一気に強風が
台風の影響 向かい風に逆らえなくなる
苔?? 雪みたいにフワフワ
アクセントになってキレイだな
トンガリロ山とナウラホ山の間、明日向かう谷の頭が見える
明日はあの乗越しに挑めるか?? この天候では明日以降は難しいな・・・
ガスさえ無ければロケーションは素晴らしいのにな
ガスがどんどん広がり今にも雨が降りそう
急がないといけないのに、足裏は1歩踏むたびに限界を超えた痛みが走る
右股関節も荷の重さに耐えれなくなってきた
(なにせ3泊分の荷物だからね)
2日連続の長距離はさすがに術後3カ月半では堪えるわ
16:55 分岐点
ふぅーー 山小屋まで残り420m
暗くなる前には到着できそう
17:05到着!
やっぱりあんな悪路じゃ4時間以上かかるわー
しかし、小屋に到着寸前
ひぇーー 我々の到着まで待ってたくれたように、急な横風と強雨が体を叩きつける
ホントにギリギリで救われたわ
特に管理人も居ない 台風に合わせて下山したのか??
これなら無賃で泊まる事も出来るのでは...
約10人の先客がいたよ
時折、小屋の壁がミシミシ揺れる
それほどの風雨だ
明日のトレッキングは先ずは無理なので籠城作戦か...
マットにガスコンロや照明もあり快適
デリで買ったポテトサラダと日本から持参のインスタントスープ
具材たっぷりのパン
貧相な晩御飯に見えるけど、これでも「豪華な食事だよねー」って周りから言われた
皆さん荷を軽くしたいからか、そもそも食に対して無頓着なのか貧相な食事をしてました
日本に行った事のあるカップルが明朝は悪天候で下山するそう
残って明後日にトレッキングを再開する我々の事を心配してカイロをくれた
いい時間になったので消灯
久しぶりに疲れ切ったのもありグッスリ眠れたわ
小遣い帳 レート(2023.4.21現在) 1ドル = 83.05円
ピンバッジ..10.5$
山小屋..56$×2 (但し翌日5/1から25$×2)
※山小屋宿泊料金表 参照に~
グレートウォークシーズン中(2023年10月20日~2024年4月30日)
ニュージーランド国民およびニュージーランドに通常居住している人*:
- 大人(18歳以上):1名1泊あたり37ドル
- 子供(17歳以下):無料 ただし要予約
海外からの訪問者:
- 大人(18歳以上):1名1泊あたり56ドル
- 子供(17歳以下):1名1泊あたり28ドル
グレートウォークシーズン外(2023年5月1日~2023年10月19日)
すべての訪問者向け:
大人(18歳以上):1名1泊あたり25ドル
小人(17歳以下):無料