目先の金より、将来への投資

 

「風林火山」の軍旗で有名な戦国時代きっての名武将、武田信玄の言葉にも

「人は石垣、人は城、人は堀」が、あるよね

 

「人は、石垣や城と同じくらい、戦の勝敗を決するのに大切だ」という意味。

企業経営でしばしば言われる、松下幸之助の「企業は人なり」という言葉に通じるものがあります

 

今の会社には屋台骨を支え、助言ができる人がいないんです。

(現場スタッフは25名くらいいる)

 

経営どころか会社勤めをまともにした事がない2人(元刑事と元販売員)が、色んな経緯から療育の業界で事業を起こしたんですね

 

システムの開発やコンサル業は出来ても、会社の仕組みがわかってないからね

 

売上目標が上がれば管理部門に人を置くそうだが、今この混乱期にこそ内部を任せれる人を雇わないと!

2人が、あれもこれも抱える事で、部下に目も届かず、指示命令ができず、自分達も業務の整理ができず行き当たりばったりな事になっている。

 

で、グチャグチャ

 

自分達の苦手な分野、忙しくて目が届かない所を信頼できる人にフォローしてもらわないと

 

あと、経営者したいなら、頼むから簿記3級くらいは勉強してくれー

それじゃ、試算表すら理解でけへんやろ

「原価って何?」って質問言われたときは吹いたわ(笑)

 

私みたいなパートが良かれと思い孤軍奮闘しても

聞く耳持ってくれないし、

そもそもどこが問題かさえ気づかない様な経営者に、頑張ってアドバイスとかしてもな

大阪最低賃金並の薄給で心身削って働く気は毛頭無い!

 

退院明けに退職届を出す事にしました

うん、反応が楽しみだ〜

 

身体は資本

耳が聞こえない残り人生20-30年

苦労をする事、楽しめない事

こんなお先真っ暗な人生なんて考えられない

 

あの非常識な大馬鹿野郎な会社にも病気の原因があるなら早く辞めないとね!

 

私はお人好しじゃないから

バカと気長に付き合う気は毛頭無い

 

 

って事で、

昨日より入院しております。

窓側の開放的な病室は気持ちいい〜

夜は箕面から千里方面の夜景なんかも見れてね

ここにビールが有ったら最高じゃない(笑)


耳以外はムチャ健康体でしょ

こんな晩御飯だと足りなさすぎて、

次回からは白飯を大盛りに頼んだわ

もちろん、晩御飯の後にコンビニに行き、スパイシー唐揚げ4個とコーラを追加したけどね

豚になるわー

ただでさえ、今年に入り7kgも肥えたのに


やる事って点滴だけやもん

食べるくらいしかないし



耳が悪いと落語も集中して聴けない

せっかくの2人会だったのに...

滑舌が良い2人だからまだ聞こえてるけど、

これ、鶴瓶と文枝なら確実に聞き取れなかったと思うわ(笑)


喬太郎のバカ話(肥辰)は笑えたわ

扇辰の(死ぬなら今も) なるほど!って膝を叩く感じね  さすがだねー


京都の落語だったから

仕事が終わって早めに来て1杯だけ

『裏スタンド』


暑い日だったから創作串揚げとで

ビールで喉を湿らせて


この日は会社で喧嘩になったので、

少しでも改善しようと思う気持ちもポッキリ折れたから... 

ビールでテンション上げ直し


そーして落語へ

 

 

さて、本題


古代メキシコ展 その2

 

 

今これを書いているとき、主催:NHK・朝日新聞社など の『古代メキシコ展』が国立国際美術館で開催されている

(筆遅なんでこれをブログに載せた時には閉幕してるかもしれない)

 

一言でいうなら「なんて素晴らしい展示なんだ! よくぞ日本まで運んでこれた!」

 

本展は「テオティワカン」「マヤ」「アステカ」という3つの文明に焦点をあてて構成されている

 

この時代の遺跡ってむーーちゃくちゃ面白いの!

もうメキシコ人の独創的な感性の凄さに感心させられっぱなし

 

日本では馴染みが薄いメキシコの遺跡だけど

名前しか聞いたこと無いって、それぐらいの前提知識で行っても十分面白いので、

もし馴染みがないからと行くのを躊躇っている人がいれば、是非行った方がいい!

と個人的には断言したい内容でした

 

 

テオティワカン文明はメキシコ高原(メキシコシティ)に前2-後7世紀頃、マヤ文明は4-6世紀にユカタン半島に成立したので時期が被っていて、両文明の交流の痕跡もあります。

また、アステカ文明は少し時間の経った15世紀頃成立で、テオティワカン文明と同じメキシコ高原が拠点だったという共通点があります。 ↓参照

 
前回はテオティワカン文明を紹介、今回はマヤ文明を紹介します

 

マヤと言えば...

ピラミッド遺跡がスゴイってイメージだけどね 

 

他に、

宗教的な生贄の儀式が盛んに行われた。

天文学が発展し、火星や金星の軌道も計算していて、極めて正確なマヤ暦が用いられていた。

二十進法、0の概念などを知っていた。

マヤ文字(文字種が4万種におよぶ)がカッコイイ ってのがアタシの知識

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マヤ文明はメキシコ南東部やベリーズ、グアテマラなどのマヤ地域で栄えた文明。

交易での交流、時には戦争を通じて広大なネットワークを築き、独自の文化を発展させ、

王や貴族はピラミッドなどの公共建築や集団祭祀、正確な暦などを使って確固たる王朝文化を築き上げていきました。

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「支配者の土偶」

蛇の冠と壮麗な服を着てるのは大きな祭祀の際の装い

どんなに頭が豪華でも下半身のふんどしは変わらないんだね

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「貴婦人の土偶」

青色のドレスが目を惹くよね

高い位の女性であり、トウモロコシの神をまねた頭蓋骨変形や口元の装飾が表している

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「星の記号の土器」

「中央の十字架と4つの円から成る黒い記号は、金星などの星、尾を引く図像は、流星と考えられる。メソアメリカでは金星は太陽と月と並ぶ重要な星としてあがめられ、観測の対象とされた」 との説明文

 

独創的で・・・はて

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「トニナ石彫171」

碑文からトニナ(左)とカラクムル(右)の王が球技をしている姿は両国の外交関係を象徴するものとされている

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大きい球をはさんで二人の男が向き合っている。

ごつい帯は球戯用の防具だろう。すね当てもしているし。
双方頭飾りがすごい、頭が重すぎて果たしてこれで動けれるんだろうか? でも、オシャレでカッコいいよね

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「トニナ石彫153」

マヤ地域南西のトニナでは特に捕虜を描いた石板が多い

褌の部分に彫られた文字からトニナの王に捕らわれたカラクムル人だそう

マヤやアステカの戦争では、捕虜を捕らえることが重要なファクターであった

捕虜にされれば、服や副葬品を剥がされ、ピアスの穴に紙の帯を通され縄で縛られ、

さらし者にされ人身供養に捧げられたり、奴隷にされたりしたんだそう。

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これから触れる、左から、碑文の神殿(パカル王墓)と13号神殿(赤の女王墓)

↓借りた写真

 

「96文字の石板」

パレンケ最盛期を築いたパカル王のひ孫キニチ・クック・バフラム即位20周年 を記念して彫られたもの

歴代の王の即位した年代などを記した横1メートル超の石板

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この芸術的な美しい絵が文字なんだよね

(表語文字と音節文字から構成されている)

しかし、これを解読した考古学者ってスゴイよねー

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上の解説と見比べてみるのも面白いよ

パカル王の部分を拡大 わかる?

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マヤ文字の説明

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「円筒形土器」

カカオは、一般家庭の庭にも生えていて、その飲料は広く飲まれていた嗜好品です。

この円筒形土器に上からカカオ飲料を徐々に垂らすし泡立てて飲んでい

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カカオ飲料はメソアメリカでは嗜好品だったけど、

スペイン侵攻時にはカカオ豆が通貨の代わりとして使用されるほど重要な交易品だったそう。

マヤでは様々な意味で、重要な果実だったんだね。

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ところでカカオと言えば… チョコレート!🍫🍫💕

今のチョコレートになった歴史について調べてみた

 

※アステカ帝国の人々にはカカオにスパイスを混ぜた暗色で濃厚な泡立った飲み物を取る習慣があり、これを”Tchocolatl”と呼んでいました。

スペイン人がカカオと出会ったのは16世紀頃です。

スペインのコルテスがメキシコに上陸した際、アステカ帝国の王がコルテスをケッツァルコアトル(羽毛の蛇)の生まれ変わりと信じて歓迎し、Tchocolatlでもてなしました。 

チョコレートは唐辛子で味付けされ、辛く苦かったのでコルテスの好みに合わなかった為、スペイン本土から持ってきた砂糖やシナモンを入れ、かつ温かい飲み物にしようと考えました。

 

1520年には彼に同行していた修道士が最初のカカオとレシピをスペインに持ち帰りました。

 

17世紀初頭、スペインでは貴族を中心にチョコレートが温かい飲み物として受け入れられ、

最初はバニラやシナモン、ビクシンを入れ風味付けをしたり、きび砂糖を入れ甘くして飲んでいました。

 

しかし19世紀前半、飲むチョコレートに革命が起こります。

オランダ人のヴァン・ホーテンがカカオ豆からココアバターと呼ばれる油分を取り除く技術を発明し、ココアパウダーが誕生します。

また19世紀半ばにはイギリス人のジョセフ・フライがこの取り除かれたココアバターを有効活用しはじめました。

カカオ豆をすり潰して砂糖とココアバターを加え、食べるチョコレートが生まれたんです。

 

チョコレートの歴史って意外とごく最近なんだねちゅー

 

 

とっても個性的な「猿の神とカカオの土器蓋」

猿の神の像の胸元にはカカオのネックレスが見える。

猿はカカオの実を好んで食べていたので、カカオと結び付けられることが多かった

 

カカオがあるところがリアルでご満悦な顔がなんともカワイイ~♪

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その後、いくつかの石柱・石板を眺め
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幾つかの「香炉台」も展示されている
マヤ神話上の鳥の神様が描かれている
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『赤の女王』

こちらは、メキシコ国内とアメリカ以外では、日本が初めての公開だそう

 

1994年、パレンケ遺跡の神殿で発見された一体の女性遺体。

一緒に埋められていた生けにえやその豪華な副葬品から、高貴な人物だと推測された。

DNA分析やX線撮影、頭蓋骨からの顔の復元作業などを経て、

パレンケ最盛期を築いたパカル王の王妃だとする説が有力だそう。

 

辰砂(しんしゃ)という真っ赤な鉱物に覆われていた発見状況から、

スペイン語で「レイナ・ロハ」(赤の女王)との異名がついた。

※この辰砂は硫化水銀という鉱物で精製すると漢方薬としても使われていた大変貴重で高価なものです。

マヤでは人間の血と辰砂を混ぜた真っ赤な塗料を高貴な人の埋葬品に使っていたとか...

 

 

真っ赤に染まった遺骨

死亡推定年齢50~60歳。骨粗鬆症を患い、ほとんど歩けない状態だったとみられるそうです。

そんなことまでわかるんですね… って、歯はそこそこ残ってるよね

 
 
薄暗い会場の一角に、荘厳な赤色をまとって浮かび上がる人影。

「赤の女王」マスクや胸飾りなどの装飾品が展示されている。

顔に石製のマスク、全身に宝石を着飾っている姿は時を超えて今にも蘇りそうな生命感をたたえる。

 

色鮮やかな彩文土器や翡翠・孔雀石などでできた見事なアクセサリーをつけたマヤの「赤の女王」

驚くほど高度な文化や思想、人々の営みが確かにあったと教えてくれます

 

胸と肩を覆うケープ状の織物は「クブ」と呼ばれ、170以上のヒスイ輝石岩が装飾され、

下部には小さなサルの頭部を付けた石も添えられている。

マスクは完成したパズルのように孔雀石の小片で作られ、瞳には黒曜石、白目には白ヒスイ輝石岩がはめられている。

その横におかれた貝の中には赤の女王をかたどった石灰岩製の「小像」

これは肉体が滅んだ後でも女王の姿と分かるように生前の姿をとどめておいたものだと考えられているのだとか。

 

 

 

 

 

可愛い表情でバンザイのポーズをしているのが「トゥーラのアトランティス像」

玉座・祭壇を懸命に支えていた者たち。 類似性とそれぞれの風味をしっかり味わえます。

これは、アステカの先輩トゥーラ遺跡のもの。

ちなみに開催を記念して制作されたオリジナルグッズの中に
「トゥーラのアトランティス像」をモチーフにしたショルダーバッグが売られている。
これをぶら提げ歩く勇気はアタシには無い

 

 

そして、腹の上にお皿のようなモノを持つ横たわった人の像は「チャクモール像」と呼ばれている代表的な像へ。

アタシの中ではドキドキの再会

 

チェックモールは死んだ戦士を象徴で、生贄の心臓を腹の皿に置き、それを太陽へ運ぶ役目だそう

 

この薄くとぼけた顔して、そんな事をしていたなんて...

幾人の心臓がこの上に置かれていたかと思うと少し気味が悪いよね

じーと見つめられている気分になる不思議な像。

 

マヤ文明には他の文明から見て奇妙なことが多い。さかんに人身供犠が行われたことも一つだ。

神に捧げる生贄の方法には、弓矢で殺すもの、胸を裂いて心臓をつかみ出すもの、「生贄の泉(セノーテ)」に投げ込むものが伝えられている。

チチェン・イツァーにある「セノーテ」は石灰質のユカタンの地表が陥没して、そこに地下水がたまったもので、経約66m、高さ20mの垂直の断崖に囲まれている。

水は周囲の緑を映して青く深い。

マヤ人は干ばつの年に、人間を生きながらこの泉に投げ込んで神に捧げ、その生贄はけして死なないと信じていた。

あるいは金や銀の財宝を泉に投げ込み降雨を祈ったという。

 

 

ちなみに生贄は一年ほど蝶よ花よとご馳走に浴湯と世話を焼かれ(麻薬で)歓喜のうちに心臓をえぐり出されチャック・モールの腹の上の台に載せられて太陽神に捧げられるている。 

せめてもの罪滅ぼし??

 

 

「イクの文字のペンダント」  マヤ文明 600-1000年 チチェン・イツァ、グラン・セノーテ出土

 

「チチェン・イツァのグラン・セノーテには多くの供物が投げ込まれた。本作はペンダント中央にマヤ語で風を意味し、かつ人の息、風の神、雨の神なども象徴するT字型の切り込み(イクの文字)がある」

マヤでは水は貴重で信仰の対象でもあった。

このグランセノーテには、人身供養を含む多くの供物・先祖伝来の宝物などが投げ込まれた。

 

 

って事でマヤ遺跡もてんこ盛りで全部を紹介はできなかったけど
次回は三部作の最終アステカ文明を紹介するよ
 
しかし、メキシコいいね
やっぱ来年はメキシコにしようかなー