先ずは、左足外反母趾・アーチ再生手術。 

術後1年検診で骨の変形も無く綺麗についているとニコニコ 

これで、ひとつクリア

昨秋の股関節手術のほうもリハビリ通院を残すところ1ヵ月

片道1.5時間の通院からあと少しで解放されますわ やれやれ

両方で1年以上の通院(1.2週に1回)で慢性疲労やったからね

 

病院帰り プチ祝杯 鶴橋の立呑み屋

久しぶりの『スギモト』

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スナップえんどうとちくわの明太マヨあえ

シャキシャキ食感とちくわの弾力 明太子もいい塩梅

さっそく、家でも真似て晩御飯にだしてみた

 

炙りしめサバ

これほんと美味しい!

脂のり良く刻み山葵と相性抜群!

 

 

ところで、旦那が本社と週一で行き来しているので、有難いというか・・・

ANAのマイレージとSKYコインが自然と貯まっていくシステム

おかげで、国内旅行はマイレージ特典航空券で乗せてもらってるお願い

 

マイレージは有効期限が3年あり、国内航空券だけでは使いきれないから、

ある程度貯まると海外航空券へ交換(昨年のNZ・その前の中国)で大放出させてるんやけど、

問題はSKYコイン!

これは有効期限が1年と短く、毎年3月末で失効するの

使いずらいって言う人も多いみたいよね

 

来月末で消えるのは↓ 金額で言うと194,490円

(アップグレード40ポイントもスカイコインに変更)

これの使い道がない!

今年は既に4月マレーシア&タイと8月インドへの航空券を購入している

残る長期休暇は12月だけ (航空券は1年先までしか販売されていない)

 

元々、来年は年末長期休暇に旦那の勤続10年目リフレッシュ休暇を付けて17.18日間で南米パタゴニアを計画していたの

(死ぬまでに行ってみたい場所の一つだった)

 

で、スカイコインで購入できるかと検索すると・・・チリの往復で77万円!!!

 

差額58万円×2名(アタシの航空券は新たに4月に付与されるスカイコインを充当で購入予定)  

うわぁーー 絶対にムリムリ!!!

スカイコイン充当しても航空券だけで100万円越えとか あり得ない額! 

あまりの高さに秒殺でパタゴニアは諦めたわ泣き笑い

 

もちろん、エクスペディアとかで格安航空券だと20万円台であるんだけどね

今回はスカイコインを使う事が最優先!!

 

で、季節と金額で考えた候補地が3つ

(ナミビア・エチオピア・ボリビア・アルゼンチンなどもあったけど、ANAの検索に出てこない)

1.モロッコからジブラルタル海峡を渡りスペイン南部

2.チュニジアから船でイタリアのシチリア島

3.メキシコ周遊

これなら航空券も約25万円だし、そこにスカイコインを充当させたら負担感(実質6万円)も軽減するしウインク
 
ただ、あと1ヶ月で行先を決定させなければならない焦りが...
迷ってる場合じゃないけど、2週間以上休む機会なんて会社員だとなかなか無いからなー

いやぁーむちゃ悩むわなー
 

 🏔🗻🌋 🏔🗻🌋

では、本題

 

昨日は農口杜氏の酒に舌鼓、回転寿司にも舌鼓

墓参り(メインのはずだが...ついでみたいな)で小松市内に宿泊し、今日は各停を乗継ぎ帰阪。

 

このまま帰るには早すぎる。 途中下車してみよう!

何十回も石川には来てるけど「大聖寺駅」で降りるのは初めて~

 

もっと田舎臭い(ゴメン)のかと思ってたが、そこそこの古い街並みが残ってるんだ

 

3月26日だけど、既に桜の花が開いてる!

ホントに今年は春が来るのが早いわー

 

 

つくしも顔出すどころかグングン伸びてるし


加賀だけに公園のトイレにも九谷焼

 

旧家が並ぶ中で一段と立派なお宅があるなーと

 

『鴻玉荘』

加賀市の企業大同工業の社長新家氏の邸宅で市の有形文化財に指定されているそう。

 

大正時代の料亭を経ての住宅。 

言われてみれば料亭時代の面影を少し感じるかな

 

 

離れの座敷は昭和22年建設だそう。 

戦後直ぐ物資の少ない時代にこれだけのものを建てれるんだから相当財があるんだね

※調べたら、売上500億以上の二輪・四輪車部品や産業機械部品のメーカーだった

 

金沢のひがし茶屋の料亭でも通用するくらい艶っぽい内装

 

 

さて、目的の施設に到着

『深田久弥 山の文化館』

 

そう、深田久弥とは「日本百名山」を選定した作家、登山家である

「日本百名山」という単語はみなさん一度は聞いたことがあるかな?

アタシのブログでも度々出てくるワードだし。

登山をしている人なら目標にしている人も多いんじゃないのかな??

 

この深田久弥はここ大聖寺町生まれなの

残念ながら小説家としては著名な作品はあまりないけど、日本山岳会の副会長まで務めたほどの登山愛好家。

 

ブログで弘前のを書いた時に、病の元奥さん(北畠八穂)を残して初恋の女性と不倫三昧をしたうえ、

深田久弥の作品は北畠八穂がゴーストライターだったという、とんでもクソヤロウだったんだけど

離婚後はまじめ??(ゴーストライターもいないし)に登山関係の執筆やヒマラヤ研究などしていたの

 

日本百名山を目標としている登山好き(アタシも登山キライと言うてる割に40座は制している)の方なら聖地かな??

一度は訪れたい施設かもしれない

 

1910年建築の絹織物工場「山長」を修築したもので、2002年に国の登録文化財になりました。

「山長」の”山”という漢字が入っていること以外に深田久弥と特に関係はなさそう。

 

深田久弥の遺品を中心とした展示室

 

ホントに山をこよなく愛するステキな作家だと思ってたんだけどね~

↓ヒマラヤ遠征時代の持ち物他

ちっちゃな頃から山好きで頻繁に登山に出掛けており、その結果、高校は留年し大学も中退し、

入ってくる収入は片っ端から山岳関係の書籍購入につぎ込んでいたのでいつも貧乏だったとか

 

何度も書くけど、元妻にゴーストライターさせながら、幼馴染と浮気三昧で「糟糠の妻捨てた」し

※深田の名が売れる前から同棲していて、〆切前日になっても深田がぜんぜん執筆しないものだから、

代わりに構想を練って文章まで書いてやったら、深田がそれをまんま出版社に放り込んだという。

また、その評価が良かったもんだから次回作も書かずに遊んでばかり。

奥さんは家事をやりつつ小説執筆、深田が校正を加えて出版。

しかも奥さんは重病抱えていて寝たきりの期間があり、

深田の実家は「長男を障害持ちにやりたくない」と結婚に反対してたので、同棲開始から11年も籍を入れなかった。

 

浪花の春団治もビックリなワイルドで鬼畜なおっさんやと思うわびっくり

さらに、深田は不倫相手の女性が妊娠して再婚。

深田が収入を書籍に投じまくっても文句を言わず支えてくれたは後妻も糟糠の妻なのかも。

てか前妻もめちゃめちゃ支えてるし、こういうダメ男?に限って女性運がすごい良かったりするのかも??

 

 

再び良き伴侶を得た深田は、

ヒマラヤ山脈のジュガール・ヒマール山麓に挑戦したり(天候不良で登頂はできず)

シルクロード横断したりと人生を大変謳歌したオジサン。

ところで、日本百名山ってNHKBSでも番組名であるように耳にする名だけに、

日本百名山ってどこかのしかるべき機関が選定してるのかと思ったら、

登山大好きおじさんが1人で全部選んだものなの。

ただの彼の主観・・・「俺の考える最強の山100個」 なんじゃそりゃびっくり

 

もちろん、当時と違うわけで、

今は交通機関の発達で身近に登れるようになった山もあるからね

 

アタシもこのおじさんのセレクト100に踊らされてる1人

ダンシング・クィーン級  せっせと百名山のバッチ集めてるしアセアセ

 

踊る阿呆に見る阿呆…同じ阿呆なら踊らにゃ損々

アーラ エライヤッチャエライヤッチャヨイ ヨイ ヨイ ヨイ

 

↓日本百名山の一つ「雲取山」

 

この選定の経緯について「70座はすんなりと決まったが、残りの30座は他の候補と紙一重の差だった」

その選考の基準はなにかと言えば、

先ずは深田自身が実際に登った標高1500m以上の山に限るという基準。

 

その中から、

第一基準の「品格」・・・人格のように、山には山格があるそう。厳しさや強さ美しさなど心に響くものがあること。

第二基準の「歴史」・・・山頂や麓にある神社、祠を通じて古来から人間と深い関わりをもっていること。

第三基準の「個性」・・・その山だけがもつ強烈な特徴があること。

 

入れたかったが惜しくも落選した、もしくは選定当時に未踏の山で選定候補にも上がらなかったものでは、

ニペソツ、針ノ木岳、蓮華岳、燕岳、大天井岳、有明山、餓鬼岳、栗駒山、秋田駒ケ岳、由布岳などが挙げられている。

 

登山中に脳卒中という山男すぎる最期を迎えたのが、  

ある意味で幸せな人生だったんだろうね~

 

番組名にまでなる有名な本

さぞや、山岳小説でハラハラドキドキとした文章だと思ったアナタ

ただただ描写が静かに続きます… 随筆だからねアセアセ アタシなんて途中で飽きて終わったわ

 

 

最後に図書室の紹介です。

山岳に関する本をひたすら収集しており、「山と渓谷」という雑誌は初回1930年から全号そろっているそう。

好きな人は1日楽しめるかも

 

元妻の物語 これはなかなか気になる

 

町を散策しながら駅へと向かいます

 

生家跡 火災で焼失

生家の二階からも眺められた白山に心を馳せていたのかもしれないよね

 

残念ながら大聖寺駅前は食堂など開いていなかったので、福井駅まで出てみます。

 

福井県には「メガネの町 鯖江」があるので、こんなパンも売られていたよ

フレームの絵柄が恐竜という凝りよう

 

越前蕎麦を食し

 

開店時間に合わせてやってきたのが駅高架の施設にある『NOMOSSA』

店名からして察した方もいるのかも~♪

 

福井県内の日本酒が飲めちゃうのよおいで

そうそう、歴代の首相って「国酒」って書いてるのを酒蔵で見かけるの

字に現れる知性と教養とか言うけど・・・ 森喜朗と麻生太郎って結構な美字なのよ

あと、ガースーの字のバランスがいつも悪いのよ

何が言いたいかは書かないけどね(笑)

 

さあー 各々でセレクトして

 

 

へしこを酒の肴に  福井はキレイな酒も多いからね~♪

この日は敢えて飲まなかったけど、個人的には勝山の一本義が辛めスッキリで好きだなー 

 

美味しくて顔がにやけてます(笑)

 

そーして、呑むとなぜか蕎麦が食べたくなったらしく・・・

ホントに蕎麦が好きなんですよねー

駅立ち食い蕎麦屋へ

福井の駅に来ると出汁の匂い誘惑に負けちゃうのよー 

青春18きっぷじゃないと立ち寄れないよねー

 

ごちそうさまでした

 

あとは、電車を乗継ぎ帰宅へ

今回も有難う青春18きっぷ!