フランスベッドは、カッターナイフで側面を切るだけで解体できるマットレス「リコ・プラス」の販売を

促進する。

同製品は再生樹脂や廃植物繊維を使用し、国内のマットレスで初めてエコマーク認定を受けた。

2010年9月から“環境にやさしいマットレス”として売り出し、現在までに販売数は1200本を

突破した。


廃スプリングマットレスは廃棄物処理法の告示で処理困難物として指定されている。

消費者がマットレスを廃棄する場合、自治体によっては廃棄物処理業者を紹介することろや、

スプリングとその他に分解した状態でないと引き取らないところもある。


リコ・プラスは廃棄時を考慮し、解体・分別のしやすさを追求した。

通常のマットレスは、型崩れを防ぐために、支持層のウレタンフォームとパームパッドをクリップで

スプリングに固定しているが、リコ・プラスではクリップを使用しないことにした。


代わりにパームパッドにエッジを付けることで型崩れを防止している。

リコ・プラスの製造を開始するにあたっては、熱成型設備を新設するとともに加工しやすいように

パームパッドの裁量の配合を見直した。


同社のマットレスはソフト層、支持層、高密度連続スプリングの3層構造になっている。

1本の鋼線を連続して編み上げた高密度連続スプリングの構造が廃棄時に分別しやすい

シェルサポート方式の開発につながったという。


また、他のマットレス同様に品質保持するため、JIS規格や自社基準に基づく耐久性試験を

実施している。


エコマーク認定基準には、再生樹脂やリサイクル繊維といった再生樹脂やリサイクル繊維といった

再生材料の使用についても定めている。

同社では、マットレスの詰め物や表生地などの素材に再生PET樹脂や廃植物繊維を使用しており、

リコ・プラスの再生材料の使用比率は、56.3%となっている。


(記事参考: 循環経済新聞 8/18)


横浜市は14日、日産自動車と共同で実施している2人乗り超小型電気自動車(EV)のカーシェアリング

サービス「チョイモビヨコハマ」の会員数が1万人を突破したと発表した。

昨年10月に始め、約10か月で目標を達成した。

車両台数や専用駐車場の数も増え、認知度が高まったことが背景。

会員1万人達成を記念し、8月末まですべての会員に10分間の利用を無料にするキャンペーンを実施

する。


サービスは低炭素交通の推進や観光振興を目的とする実証実験として、横浜駅周辺や元町・中華街、

山下公園など市内中心部で実施している。

車両を借りる場所と返す場所が異なってもよく、1分20円で利用できる。


会員の年齢は40代が39%で最も多く、30代が29%などとなっている。

平均的な利用時間は16分間で、移動距離は約3㎞。

実証実験の期間は9月末までだが、継続に向けての動きもある。


(記事参考: 日本経済新聞 8/15 神奈川)

大林組や高砂熱学工業、大阪市立大などは12日、消費エネルギーを従来より4割抑えることができる

地域冷暖房施設の実証実験を来年4月から始めると発表した。

冷暖房に使う冷水や温水を複数のビル間で融通し合い、エネルギー効率を高める仕組み。

2016年春に実用化する予定で、電気代の節約や二酸化炭素(CO2)の排出抑制につなげる。


新システムを使った先行的な実験施設を、大阪市立大学などが約1億円を投じて作った。

大阪市内の大阪府咲洲庁舎とATC(アジア太平洋トレードセンター)を総延長1.2㎞のパイプでつなぎ、

12日に実験を始めた。


本格的な実験施設は大阪市内の国際展示場「インテックス大阪」に建設し、来年4月から実験を始める。

各建物の間をパイプでつなぎ、冷水や温水を通し冷暖房に使う。


個別の建物に取り付けた熱交換器で冷水や温水を作る従来の冷暖房システムに比べ熱を有効利用

でき、4割少ないエネルギーで同等の冷暖房効果を得られるという。

今後は同様のシステムを他の地域へ展開することも検討する。


(記事参考:日経産業新聞 8/13)