フランスベッドは、カッターナイフで側面を切るだけで解体できるマットレス「リコ・プラス」の販売を
促進する。
同製品は再生樹脂や廃植物繊維を使用し、国内のマットレスで初めてエコマーク認定を受けた。
2010年9月から“環境にやさしいマットレス”として売り出し、現在までに販売数は1200本を
突破した。
廃スプリングマットレスは廃棄物処理法の告示で処理困難物として指定されている。
消費者がマットレスを廃棄する場合、自治体によっては廃棄物処理業者を紹介することろや、
スプリングとその他に分解した状態でないと引き取らないところもある。
リコ・プラスは廃棄時を考慮し、解体・分別のしやすさを追求した。
通常のマットレスは、型崩れを防ぐために、支持層のウレタンフォームとパームパッドをクリップで
スプリングに固定しているが、リコ・プラスではクリップを使用しないことにした。
代わりにパームパッドにエッジを付けることで型崩れを防止している。
リコ・プラスの製造を開始するにあたっては、熱成型設備を新設するとともに加工しやすいように
パームパッドの裁量の配合を見直した。
同社のマットレスはソフト層、支持層、高密度連続スプリングの3層構造になっている。
1本の鋼線を連続して編み上げた高密度連続スプリングの構造が廃棄時に分別しやすい
シェルサポート方式の開発につながったという。
また、他のマットレス同様に品質保持するため、JIS規格や自社基準に基づく耐久性試験を
実施している。
エコマーク認定基準には、再生樹脂やリサイクル繊維といった再生樹脂やリサイクル繊維といった
再生材料の使用についても定めている。
同社では、マットレスの詰め物や表生地などの素材に再生PET樹脂や廃植物繊維を使用しており、
リコ・プラスの再生材料の使用比率は、56.3%となっている。
(記事参考: 循環経済新聞 8/18)