東京センチュリーリース子会社で、使用済みパソコン再生事業のTRY(東京・江東 村松孝志社長)は
2016年をめどに関西に再生事業の拠点を設ける。
東京センチュリーリースのグループ会社が外部委託していた分を内部に取り組み、業務の効率化に
つなげる。
年間20~25万台の処理台数を2年後をめどに、4~5割引き上げることを目指す。
TRYは東京センチュリーリースがリース期間終了後に取引先の企業からパソコンやサーバーを回収。
内部のデータを消去したうえで、再利用できる状態にして中古事業者に販売する。
リース機器として出荷する前にソフトを組み入れる業務も手掛ける。
年間25万台前後のパソコンやサーバーを再生処理するほか、デスクトップ用モニターやプロジェクター
などの電子機器を幅日広く回収・再生している。
同社は昨年、グループ会社の富士通リースがリース契約していたパソコンやサーバーの一部を
試験的に回収した。
今年度からは富士通リースがリース期間終了後に回収したパソコンやサーバーの再生処理を
本格的に開始。徐々に処理する台数を増やしていく。
グループ内の他のリース子会社がリース終了後に回収したパソコンの再生も請け負う。
これにより富士通リースなどリース子会社が業務委託先に外注していた手間を省ける。
一方で東京にあるTRYの拠点で処理する台数を増やすのは難しい。
全国からパソコンやサーバーを回収すると、輸送面で非効率になる可能性もあるため、
関西にも同様の処理拠点を設置する必要があると判断した。
関西に拠点を設置した後は東日本の分を東京、西日本の分を関西という形で業務分担する。
現在は関西の拠点設置に向け、再生処理を委託する予定の事業者に、機密情報の管理など
安全性を確保しながら再生処理するノウハウを提供している。
TRYはリース契約が終了したパソコンやサーバーの再生事業のほか、取引先企業が保有し
遊休資産になっているパソコンなどの引き取りを拡大している。
リース期間終了後のパソコンと同様にデータを消去し、再販する。
なかには米アップルの「iPad」など比較的高い値段で売却できるものもあるという。
(記事参考: 日経産業新聞 8/21)