ソフトバンクモバイルは10月、奈良県明日香村などで観光客向けに小型電気自動車(EV)の
レンタルを始める。
観光用アプリ(応用ソフト)が入ったタブレット(多機能携帯端末)を搭載。
通信機能を使い、観光地に着くと音声ガイドが自動で流れる。
EVと通信を組み合わせた新規事業として普及を狙う。
サービス名は「MICHIMO(ミチモ)」で財団法人の明日香村地域振興公社、同村などと運営する。
EVは日産自動車製の2人乗りで、10月中に9台用意し、来週までに約20台まで増やす。
利用者は専用サイトで予約・カード決済し近鉄飛鳥駅前の拠点で車を借りる。
料金は充電代込みで1日8000円(税別)。
独自の観光案内アプリやカーナビゲーション機能が入った米アップルの「iPadミニ」を搭載する。
近距離通信「iBeacon(アイビーコン)」を活用し、高松塚古墳やキトラ古墳など観光地に着くと、
端末から音声ガイドが流れるサービスも来春に始める。
(記事参考: 日本経済新聞 10/1)