森ビルグループで太陽光を使った照明などを製造・販売するラフォーレエンジニアリング(東京・港、
古畝宏幸社長)は16日、鏡を活用して太陽光を集光し、室内の照明にするシステムを開発したと
発表した。
レンズ式の従来品の半分のスペースで同量の光を集められるようにした。
オフィスや公共施設、植物向上などに販売する。
鏡を使った集光設備を建物の屋上に設置して太陽光を集め、光ファイバーを通して室内を照らす
仕組みだ。
集光設備は太陽の方向に自動的に向き、縦横1メートル程度のスペースに設置することが可能だ。
税抜価格は390万円からで、電気設備会社などを通じて販売し、今後1年で50台の売り上げを目指す。
個人向けにも売り出す。
レンズ式で光ファイバーなどで安価なものを採用し、税抜で67万円と価格を抑えた。
日当たりが悪くなったマンションなどでの需要を見込む。
1年間で200台の売り上げを計画する。
(記事参考:日経産業新聞 10/17)