102 弥生 空撮阿房飛行

桜とヒヨドリ  in 名古屋

 

 

北海道が暑いです

殺意を覚える暑さです

人にではなく夏にですけど...

日本中で一番暑い場所なんて日もあります

今でもクーラーをつけていない家も多く悲鳴があがっています

 

もはや

全世界で緊急事態宣言を発出

人類は全電源を停止して

「月に祈り、火と水と木に暮らし、金に踊って 土に還る」

そして新しき命が「日の下に生まれ出(いず)る」

そんな一生を3000年くらい続けてみてはいかがでしょうか?

 

イギリス人は

とはいえ、すべての英国人ってわけではないでしょうが

お気に入りの庭が出来るまでには400年くらいかかる

といってるらしいです

 

命のバトンを引き継いでいく一生に

想いをはせてみませんか?

ちなみに、核廃棄物の無害化には300000年かかるそうです

 

 

世の中にはヤムを得ないことがある

COVID-19が蔓延している世間

ぢっとしているのは止むを得まい

 

止むにやまれず店を開けざるを得ない人

あるいは移動しなければならない人たちもいる

ほんとうに、多くの人々が我慢してる中

一部のチンピラが路上あるいはネット上で騒いで暴れる

似たようなことは

江戸時代にさえあり、とりたてて珍しいことではない

はみ出し者と付和雷同が迷惑なのはいつの世でも・・・

 

くどくどと書いてきた訳は

やむを得ぬ事態が出来し、再び阿房飛行を飛ばすことになった

すなわち止むを得ないことはヤムを得ない

 

新千歳空港のノースエプロンに駐機するAirDoのB767とB737

減便の影響でグランド(飛ばない)してる機体はまだ多い

 

弥生3月、新千歳空港

新千歳空港の滑走路番号は01と19

2本あるから、離着陸方向に向けてライト/レフトがつく

01とは真北を360度にした磁方位の上二桁

つまり010(10度)と反対は190度で19

 

ランウェイ19ライトから離陸滑走する先行のJAL機B737

 

最近では円形滑走路なんてのも構想されてるみたいだけど

今の所、途中で曲がってる滑走路は聞いたことがない

円形滑走路だと

向かい風、横風、追い風を順番に受けるから

なんだか大変そうだな

 

離陸直後の右側に雪をいただく樽前山

 

ところで01/19といっても実は、お隣にある

航空自衛隊の千歳空港(基地)の滑走路番号が36/18なので

混同を避けるため(法律で決まってる)

わざと10度ずらした番号をつけただけ

実際の磁方位は、ほぼ360度・180度であって

事実上は4本の平行滑走路だ

 

白老から函館へ向かう途中に見えたポロト湖

 

将来、もし空港が合体したら36/01に統一されるけど

滑走路ごとにレフト、センターレフト、センターライト、ライト

っていう呼び名がついて、それはそれで鬱陶しいな

 

続いて倶多楽湖

周囲約8キロの見事な火山上カルデラ湖

川がなく地下水でつながっているらしい

 

この日は19、つまり南に向かっての離陸だ

離陸後、苫小牧付近でかるく右旋回して函館へ向かう

ちなみにランウェイ01の場合

まっすぐ飛んでったら稚内を横目にロシアへ行っちゃうから

すぐにUターンして函館方面へ向かう

 

室蘭

地図どおりだな...当たり前だけど

 

東京近辺なら、太平洋側を南下した方が速いけど

それ以降、日本列島は西へ弓なってるから

日本海側ルートの方が距離が短い

セントレアへも函館、秋田・新潟を経由

長野、岐阜上空から伊勢湾を目指す

 

函館をすぎると右席はひたすら日本海

大陸も潜水艦も見えない

新潟上空でようやく佐渡ヶ島が見えた

 

上流域で、かなりの雨が降ったんだろうな

直江津港横の関川は土砂で濁っていた

この砂もいつか再び、吸い上げられ雨となって山にそそぎ

やがて岩になって海へと転がりだす

 

飛行中が雲中飛行だったら

空撮マニア(変態!?)は、ひたすら爆睡するしかない

なかには「雲」命っていう人もいて

積雲や層雲、絹雲などなどなど

たまに面白い形に出会えると撮ってみたくなる

人それぞれ

温かい目で、あるいは無視してネ♪

 

糸魚川に流れてる川はなぜか姫川であり、その東側は海川と呼ばれる

糸魚川はどこだ!?? ここだ!

 

青木湖と中網湖らしい

グルグルアースで探しまくった

今回は湖沼が見えたら写真を撮ってた

これは木崎湖

水を中心にした山と集落

自然は厳しく、ときに犠牲がでても耐えて暮らす

安心安全なんて存在しない

七倉ダム

「中央土質遮水壁型ロックフィル」ダムと言うらしい

一回では覚えられない

岩石と土砂を積み上げたものらしい

長野県のあと岐阜県はすっ飛ばして(すまん)愛知池と海老池

人造の調整池らしい

興味をもったら自分で調べてね

不親切なブログ♪

 

愛知県刈谷上空で新幹線が走ってるのが見えた

師崎・大井漁港を通過する

ランウェイ(RWY)36に進入するってことだ

豊浜&中洲漁港

知多半島を北上していく

中央のランドマークは内海・美浜子供自然の家というらしい

オトナは入れてもらえないんだろうな

「心は少女なの」って言ってもダメだろうな

(オトナも入れますからネ)

内海は子供の頃、海水浴や潮干狩りに来たことがある

野間埼灯台

恋愛成就のジンクスがあって

なんでも南京錠を掛けるんだとか

かけすぎて柵が倒壊したこともあったらしい

「逃さへんで!」ってことだな!?

海面に乗機の機影が映った

セントレアの国内線スポットに駐機するPEACHとIBEX機

真ん中の機体は楽天ゴールデンイーグルスのコーポレイト塗装だ

国際線スポットにポツンとフィンエアーのA350XWB

 

閑散としたターミナルだけど

「ゆめあかり」&「竹あかり」のアートが展示してあった

竹あかりの一つと下はその説明

 

名鉄セントレア駅に展示されている佐藤 英太郎さんの「新しき旅」

旧名古屋空港国際線ターミナルに設置されてたものらしい

セントレア駅に特別急行が入線する

直線的列車が曲線的に軌道する転轍がなんとなく好き♡

終点は「極楽」らしい

みんな終点まで行きたくなるよな

名古屋の市バスのバスストップには「山の神」とか「新宿」もある

名古屋のお隣「日進市」にあった「桜いかだの径」

水面に浮かぶ桜(花)を筏に見立てた呼び名で

ここも用水路沿いにある

その横でヨタハチを止めてオーナーさんが写真を撮ってた

ヨタハチとはトヨタS800という1960年代のライトスポーツカーのこと

 

名古屋は桜が満開でヒヨちゃんがせっせと花蜜を吸ってた

逆さになって目一杯伸ばして・・・

飛ぶことを選んだ鳥たちは、我が身を極限まで軽量化

見た目より遥かに軽いけどたくましい

太い幹近くに咲いてた桜

別の日に行った「桜いかだの径」

終わり間近の梅があって桜と共演

 

月に桜

桜が近く望遠レンズなので

どうやっても、うまく両方にピントを合わせられなかった(泣)

 

上空を県営名古屋空港へ進入中のヘリコプターが通過する

スキッドに橇のようなものを装着してるから

雪残る山岳地帯へ行くことがある機体かもしれない

今度はフジドリームエアラインズのエンブラエルERJ-170

県営名古屋空港の主役旅客機だ

 

別の日にみたヒヨちゃん

足を踏ん張り90度まげた尾羽に気合が伝わってくる

うるさいのは全国共通!?

上から見おろした桜

 

帰路

名鉄名物パノラマカーが入構する

運転席の上にパノラマ席が見える

子供の頃、警笛ではなくメロディ♪を奏でながら通過する

パノラマカーはおしゃれな憧れだった

セントレア線で対向ミュー特急とすれ違う

かつてはひなびたローカル線だった

小駅に止まってた対向列車

「うぅわぁ~ 線路がグニャグニャだぁぁぁ~」

運転席窓の側面が曲面ガラスだったから撮影途中に気づいた

「さて私はどの線を行くのでしょう?」

絶妙な転轍軌道をみれば進行方向は一目瞭然だ

右手前の線路が例によって90度くらい曲がってみえてる

しつこいけど、このまま発進したら脱線確実な線路になってる

 

常滑を見守っている「とこにゃん」

手前に茶色の猫らしきものがいるけどまさかホンモノ!♫

いえいえ 手前の堤にも実は2匹いるんです

でもホントはホンモノだったりして??

 

海を超えセントレア島を往復する電鉄

さて、私はどこへ入線するのでしょう2?

 

セントレアではおなじみ

航空機部品の輸送に使われるドリームリフターと

グランドするJALのB737機群

ノースエプロンにはチャイナ・エアラインの貨物専用機がいた

「CARGO」の文字は伊達じゃなく人は運ばないのなの

東北フラワージェットカラーのB737

この塗装も見納めとなるらしい

 

セントレア・ターミナルで出迎えてくれたアバター・コンシェルジュ

時間が立つと男子に変わった

 

旧ヴァニラエア塗装のピーチA-320

親会社の意向もあったりして、LCC同士の合併

いろいろあって「ガス抜き?」なんて深読みする必要はないよな

後方はグランドする親会社のB737群

この時期珍しい国際線、ヴェトナムのA-350XWBが降りてきた

 

ジャパントランスオーシャン(JTA)の「憩うよ 沖縄」B737

ターミナルのガラスに照明が写り込んだからエンジン部分がヘン!

後方のコンテナ船がいい味出してるからボツにするには惜しかった

 

帰路はやはりRWY36

伊勢湾を北上し大野漁港を通過中

名古屋港付近で右折して新潟を目指す

 

途中で、ぼんやり「富士山」が見えた

春は朧

なかなかクリアな絶景には出会えない

 

雲ができやすい気象状態なんだろうな

コントレイル(飛行機雲)が何度も見えた

コントレイルの交差

実際には時間も空間も離れてて極めて安全だ

絶対の安全なんてないけど

飛行機が落ちたりぶつかったりに遭遇する確率は

宝くじに当たるより難しい

 

青森上空

さて新千歳にむけて進入開始だ

 

旅の終わり