88 2代目 T-2 Blue Impulse

T-2ブルーインパルス173号機とWAF(女性)機付員

コンバんは

ウィルスが席巻していますね

新コロナに限らずインフルエンザでも

アメリカでは万を超える死者が出ているそうです

 

こういう機番(111)は人気がある

後方はJALのボーイング747だぞ!

 

核にしろウィルスにしろ

人は、色んなものを作り出し??

人がいらない世界を創りたいかのようですね

 

スモークオンからアフターバーナー点火

 

もっとも地球や宇宙(そら)が本気をだしたら

人類なんぞ、ひとたまりもないんですけど

 

ベイパーを引くT-2ブルー

スモークオフ

 

何十万光年も彼方からウルトラマンが地球を見ているとして

その地球は

すでに何百億年前に消滅している

そんな時の流れもあるのです

 

今回はブルーインパルス2代目、T-2

 

ピッチアウト

タッチダウン

たぶん事前の訓練飛行時のショットだな

(記録しておけよオレ!) ・・・しないな

 

初代はF-86F

朝鮮戦争を経て

USAが、やっぱ自分の国は自分で守れと

日本再軍備のために供与した戦闘機

すでに旧式化してたけどな

 

下面にカウンターの赤を配置したのが秀逸

 

平和憲法

平和はアメリカに護ってもらうことで達成し

自国は、いっさい手を汚さず戦争反対

だから、再軍備には非難轟々で及び腰

「僕たち、まるで戦う気ないんですケド」

それでさえ肩身の狭かった自衛隊

そんななか

唯一、平和っぽい活動として認められていったのが

アクロバットチーム「ブルーインパルス」

 

T-2はドラッグシュートを開傘して減速する

全日空の新塗装ボーイング727がいる

 

世界的にアクロチーム本来の目的は

納税者へのプレゼンテーションとリクルート

なのに戦わない自衛隊は

予算獲得のために「戦技研究班」なる隠れみの

アクロバットチームなど

道楽で税金の無駄遣いと考えられてたってことだな

 

シックなT-2ブルーの塗装

後方に戦技競技会塗装のファントムⅡが

 

2代目はT-2

超音速戦闘機には超音速練習機が必要

そう想われてた頃に作られた国産練習機

最も製造できたのは

お金持ちのアメリカか日本くらい

 

T-2は練習機だから2人乗り

 

ライセンス生産で培ったF-104Jの技術をベースに

当時の主力、F-4EJっぽくして

F-86Fの後継機として戦闘攻撃機にも転用したかったから

似たような英仏共同開発攻撃機

「ジャギュア」を参考(真似た)にしたような機体

 

早朝のランナップを終えて

こういうときも緊密編隊をくずさない

手前に302飛行隊のファントムⅡがいる

 

基本は高速重視の高翼面荷重(翼が小さい)

どちらかといえばF-104に近い

 

デビュー時代はパイロットも整備員も普通の服装だった

 

アクロバットには向かないってことだな???

 

リカバリーするT-2

今はなきJASのA-300が見える

 

塗装

初代は、映画協力したときにデザイナーが考えてくれた

なかなかセンスがありファンは多かった

ところが2台めはあっさり放棄して公募

 

テイクオフ

炎はアフターバーナーじゃなく

スモーク用のスピンドルオイルが高温で燃えてるモノ

 

もとより当選したJKズにはなんの咎もないけれど

機種更新で塗装を変えちゃうアクロバットチームってあまりない

機体によって多少変えたりするけれど

カラーリングはチームの伝統になっていくもの

シックな塗装ではあるけれど

先代の面影はまるでなくなっちまたぜい

 

デルタフォーメーション

カラースモークが映える

 

浜松ダウン

T-2ブルーを語る中

浜松基地航空祭での墜落事故はつらい

展示飛行中における初の

そして現在まで唯一の事故だった

 

主翼は小さめだから高機動はほんらい苦手

アフターバーナー点火でスモーク用オイルが燃える

オーストラリアでは「トーチ」とも呼ばれるが

しょぼい炎にも見えてしまう

 

 

下向き空中開花

映像が残されていてブレイクの瞬間

1機のみスッーと降落したかのように見える

ホンの少しブレイクの遅れ

高翼面荷重のT-2には致命的だった

 

タイトなフォーメーションがアクロバットチームの基本

 

機体はすでに水平から上昇に転じる寸前だったらしい

また本来の方位よりずれていることから

間に合わないと知り

落とし場所を探していたともいわれている 必死

パイロットは殉職 痛恨

 

ダイヤモンド隊形が4機編隊の基本

これは逆デルタ

 

やっぱり自衛隊は危ない!

「ブルーインパルス出ていけ」

上っ面しか見ていなくても、深く残る軍隊への嫌悪感

チーム解散の危機

アメリカ軍が

ときに命懸けで日本を護ってくれてることに

目をそむけていることはそっちのけ

 

ギアダウンとアップ

速度を落とすため機首が上がっている

 

とにもかくにも

広報の主役

わずかでも、応援の声温かく

安全対策施してゆるやかに復活

 

機付員とハンドシグナル交換

タクシーアウト

 

されど、下向き空中開花は永遠に封印された(たぶん)

それほど危険な演技とはいえないけれど

T-2には一番不向きだったこともたしか

 

 

垂直尾翼に番号が入った

 

想い

T-2は、高速を優先し余剰推力で機動する

F-104Jをお手本にしたから

零戦のような低速での機動はまるで苦手

 

スモークオンから

フォーメーション・テイクオフ

 

それをアクロバットチーム機にまで育てあげたのは

「頑張る!」日本人の驚異的な根性!

ただし

いつも過ぎちゃうから、適度な抑制が必要

 

ソロのインバーテッド(背面)クロス

スモークオン レディ♪ ゴー!!

 

T-2ブルーインパルス

世界で最もアクロバットに向かない機体を駆使した

アクロバットチーム

 

 

第2部 フォトクロニクル

1987年

初代ブルーインパルスのお家芸

上向き空中開花

 

コンバット・ローリング・ピッチ

締めの技

このあと着陸する

後方にF-15

機動性ならF-15の方が遥かに高いけど

維持費がべらぼうに高くなっちゃうんだな

それに実戦機が減っちゃうし

正面型 細い

 

1988年

早朝のランナップだな

T-33Aがいるなあ

 

デュアルソロのブレイク

上面と下面の塗装がわかる

2人乗ってるけど後席はパイロットじゃないみたい

ランナップだけで飛ばなかったからな

 

 

1989

パイロットも専用スーツを着ている

ピカピカに磨き上げておくのも仕事のうち

ランナップ中

CABの飛行点検機YS-11と戦競塗装ファントムⅡ

 

1990年

早朝ランナップ

右は米軍のF-16C

JALのジャンボが着陸してくる中ミッション開始

準備完了のスモークオン

こちらは離陸準備完了のスモークオン

 

ソロの急上昇

 

1993年

後ろ姿

ステップも機体と同色に塗られている

フォーメーションテイクオフ

新千歳空港ができた

T-2に替わり演技が大味になったといわれるが

速度が早く旋回半径が大きから当然のことだな

チェンジオーバーターン 隊形を変えていく

超音速機によるアクロチームは現在でも少ない

 

 

 

1994年

開場前のひととき

搭乗前から演技が始まるのはアメリカ流

ヨーロッパでは飛んでからが演技という、職人風?が主流

安全要員として後席に人が乗る機体もある

たとえ苦手であってでも

一所懸命

与えられた場所で最善を尽くす

トレイル

 

ライナブレスト(横1線)

リーダー以外はみんな横を向いているから

アメリカ空軍のサンダーバーズでは

練習中、4機いっぺんに墜落しちゃったことがある

 

 

1985年

初代・政府専用機が参加してる

7号機は予備機

無理な高機動で寿命を短くしてしまったのもT-2なのだ

デュアルソロの6機編成となり

演技間の間が空きすぎないよう苦心している

これはいったいどんな演技を撮ったのかわからない?

高速機だから背面は得意とも言えるかな

難しい演技を

軽やかに見せてしまう

チェンジオーバー

機動しながら隊形を変えていくんだぞ

緊密な隊形を維持するには

連日の訓練が必要

コンマ何秒の世界で息を合わせる妙技

レーダー施設の赤白と紛らわしいけど

赤いドラッグシュートが開傘している

列線へ戻る1号機

ドラッグシュートを使ったので尾部のフタが開いている

後方に政府専用機のハンガーがみえるな