おはようございます。
相続相談のひろたです。
6月に入りましたね。
そろそろ梅雨の時期。
ジメジメして不快な季節ですが、
乗り切っていきましょう!
本日は
相続対策の4ステップの中の
③『評価引き下げ対策』
についてお届けします。
前回の第2ステップ
遺産分割対策では、
誰に・何を・どう分けるか?
が大切だと伝えさせて
いただきました。
損なく遺産を分割できるように
制度を上手に活用して
分けましょう!
ということでしたね。
(※先週の記事はこちらから)
↓↓
今日は
ステップ3『評価引き下げ対策』
です。
この対策は、
相続財自体を減らすのではなく
財産の評価額を下げて
節税しましょうね
というものです。
その方法は2つ
①財産の評価を引き下げる
②財産の増加を抑制する
です。
まず、
①財産の評価を引き下げる
から説明します。
これは
所有している財産の
種類を組み換えるということ。
現金を手元に多く
持っているのであれば、
現金を非課税なものに
換えていくということです。
具体的には
・生命保険に加入
・不動産購入
・株式購入
・自宅のリフォーム
・お墓を購入
というようにです。
なぜか現金以外に換えることを
勧めるかというと
例えば、
一億円の現金が手元にあったとします。
それを相続するとなると・・・
ざっくりですが
45%の税金がかかります。
つまり、
4500万円ほど持って行かれてしまう
ということです。
半分近く、、、となると
結構大きくないですか?
それを防ぐために、
財産を現金以外に移行し、
財産の価値を下げておくことで
大幅な節税ができるからです。
まず、生命保険。
生命保険は、
法定相続人ひとりに対して
500万の非課税枠があります。
同じ500万でも
現金ではなく生命保険として
形を変えて渡すことで
税金がかからなくなる、
ということです!
次に、不動産。
場所によって異なりますが、
土地は購入価格の8割程度の評価額
(自用地の場合)になります。
さらに、
建物の評価額は、
建築費用のだいたい
6〜7割になります。
(自治体、建築物の構造により異なる)
例えば、
5,000万円の不動産を買った場合
(土地の評価額)
3,000万円×0.8=2,400万円
(建物の評価額7割で計算)
2,000万円×0.7=1,400万円
まで圧縮できます。
つまり
5,000万円の現金を
5,000万円の不動産に
変えることで
およそ1,200万円評価額を
下げることができるということです。
このように
・自宅のリフォーム
・生前にお墓買う
ことも
同じく節税効果が期待できます!
細かくお伝えしたいのは
山々ですが
長くなりますので割愛しますね( ^ ^ ; )
相続税対策になるリフォームの方法や
お墓の買い方を知りたい方は
私に連絡ください。
では、評価引き下げ対策
2つ目の方法です。
財産の増加を抑制するです。
これは、
継続的に発生する収入の
帰属先を変える方法です。
例えば、
賃貸物件を持っていて
収益が上がっているとしましょう。
良い物件であれば
この先もどんどん収益が上がるので、
それにともなって
ますます相続財産が増えていくことに
なります。
それを生前贈与するのです。
アパートの所有権を
生前に相続人に移すということです。
そうすると、
その後は相続人の収益になりますので、
相続財産も今以上に増えていかず
結果として相続税も節税できます。
他の事業に関しても然りです。
いかがでしたか?
このように
①財産の評価を引き下げる
②財産の増加を抑制する
この2つの対策を
うまく使うことで
大切な財産をできる限り
手元に残し守ることが
できるのです。
もしあなたが
「相続税の納税額が大きくなりそう」
「将来相続することになる
配偶者や子どもたちが困ることが
出てきたらどうしよう」
などと
少しでも不安な思いを抱えてたら
相続サポート専門の廣田だからこそ
お手伝いできることがあります。
そして、
すでに相続が起きてしまい、
何から始めていいか分からない方も
ご安心ください。
あなたの状況に合わせて
ご納得いく形で最善策を
ご提案します!
それでは、
来週はいよいよラスト
ステップ4
『生前贈与対策』について
お伝えします。
それでは、
充実した週末をお過ごしください!
廣田重幸
===============
【相続相談のひろた】お問い合わせはこちらから
s-hirota@tsunagu-souzokusalon.com