◎秘伝となる事柄 ②構え ③気
②構え
この本にも、「構えは我が身の楯」とあるように、「構え」のほとんどは防御を主目的としている。
ただし、構えることで身体の一部に死角が生じたり、敵に「次の動き」を読まれたりする危険がある。何もしない「無構え」は、敵の動きに即座に反応出来る体勢であり、「次の動き」を読まれる心配も少ない。
「無構え」であっても、身体の一部に緊張や力みがあれば、敵に動きを読まれたり、隙を見付けられたりするので、全身に余計な力が入らないリラックス状態こそが、真の「無構え」である。
③気
この本に「実戦は気迫と気合いの勝負」とあるが、気迫や気合いで敵を萎縮させようとする行為は、弱い犬がキャンキャン吠えている状況に似ている。
自身の気迫や気合いを敵にぶつけることを考えず、逆に、敵の発する気迫や気合いをサラリと受け流したり、無視したり出来る平常心の方が大切。敵の威嚇に反応しないことで、敵の気迫を消沈させる。