【017】心身を整える(200122)

自身の心身の調子を知り、整える方法について。

 「一つの重大な過失の裏には小さな100のミスが隠れている」と言われる。
 忘れ物をしたり、平らな道で躓いたり、言い間違いをしたりといった「小さなミス」を重ねた先には、将来の取り返しのつかない重大な過失が隠れている。
 「小さなミス」の原因は疲労である、と簡単に片付けてはいかない。「小さなミス」は、将来の「重大な過失」を回避する為の警告であると認識し、危機回避の対策として心身のバランス回復に務めるべき。

 「小さなミス」の原因は疲労以外にも潜在意識からの警告であるケースもある。
 無意識のうちに五感が取り入れた膨大な情報を処理し、警告を発するのが潜在意識の役割。潜在意識の警告は「夢」や「気分・体調の変化」として現れる。

 私は毎週土曜日東京に出掛けるが、歩道を渡る直前に赤信号が青に変わったり、ホームに降りると直ぐに上り電車が到着し車内に入ると座席が空いていて座れたり、エレベーターに乗る時も待たずに扉が開いて乗り込めたりする。
 心身の調子が整っている時は、なぜかスムースに物事が進むが、心身の調子が乱れている時は、歩道を渡る直前で信号が赤になって足止めを食らったり、乗ろうとした電車の扉が直前で閉まったり等のバッドタイミングが連続して起きてしまう。
 バッドタイミングの連続で心身の乱調が増幅されると、病気になったり大きな失敗をしたりする。その前に心身の調子を整え直す必要がある。具体的な方法としては・・・

①いつもと違う選択をする
=運気が下がって来たと感じた時には、いつもと違う道を通って帰宅したり、普段食べないものを食べてみる。
②解釈(モノの見方)を変える
=うっかり大切なお皿を割ってしまったら「自分に起こるはずの事故をお皿が身代わりになって引き受けてくれた」と解釈して感謝する。
 町で献血車を見附けたら献血する(将来自身の身に起こる可能性のある流血の惨事を献血で代用してチャラにする)

 我ながらオカルトじみた主張に思えなくもないが、心身のバランスに気を配り、バランスが崩れてきたら休息したり気分転換をしたりする事は大切。そして小さな不調や違和感をそのまま放置しない習慣を持つことはとても重要。