◎ロープ②=投げ縄と投網

 西部開拓時代のカウボーイの投げ縄術が凄い。疾走する馬に跨った状態で縄を操り、逃げる牛を捕らえる技は、馬上から矢を射る流鏑馬同様に高度なテクニックが要求されることだろう。
 (極めて不安定な疾走馬上ではなく、地上でのロープ捌きを競う競技もあるようだ)

 「投げ縄術」に熟達すれば、捕手術(逮捕術)として、十分に役立つのではないかと思う。

 凶器を持って暴れる暴漢に対し、警官が刺又で対抗しているところをTVで見たことがある。犯人の身柄を確保するのに刺又は有効かも知れないが、ワイヤー製の投網を使った方がもっと簡単に捕獲出来るように思う。(実家が漁師で、投網の扱いに習熟した警官もいると思う)