◎身体と進化(190413)

 書店の科学コーナーで新刊書・話題書の立ち読みをする。それらの本によると・・・

 人体には20余りの不要な骨・筋肉・器官等が有る、と云う。進化の過程で要らなくなったモノが「名残り」として体内に存在するのだろうか?
 本では、それら不要な器官や筋肉・骨について、各々詳細な解説が為されている。(足の小指の骨が2本の人と3本の人がいるそうだが、3本の人は「一本余計」なのだろうか?)

 仮に、体内から不要な器官を摘出したら、身体のどこかに影響が出るのだろうか?おそらく影響は「出る」と思う。身体は、単独では「意味のない器官」も含めて相互に連携し、全体でバランスをとっているはずだから。

 『サピエンス異変(変異?)』と云う本では、急速な文明や技術の進歩に、人類の身体の変化が追い付かず、無理が生じている、と書かれている。

 ちなみに、遺伝子の研究から、ホモ・サピエンスはネアンデルタール人と交配していた事がわかっている。ただし、アフリカ南部にはネアンデルタール人と交配していない純粋なホモ・サピエンスがいるらしい。
 日本人の遺伝子にはネアンデルタール人の遺伝子が混じっているのだけれども、そもそも、ネアンデルタール人との混血種とホモ・サピエンスの純血種はどこがどう異なるのか興味がある。
 又、ホモ・サピエンスやネアンデルタール人以外にもデニソワ人とかのアナザー人類がいろいろいたらしいので、それらにも興味がある。