物理学のお勉強
この歳に至ってって、
まだ勉強をやり直さないといけないのか?と思いなして、
高校物理の参考書を探す羽目に陥った。
高校生向けの参考書というのは、
専ら「受験用」で、練習問題ばかりが膨大で、
実際の所、何をどう考えるかといった点での説明が薄い。
余り役に立たないので、
それ用の参考書を探すことになる。
以下、いずれも日本評論社の刊行である。
吉田弘幸著『道具としての高校数学』
吉田弘幸著『はじめて学ぶ物理学』(上)第2版
吉田弘幸著『はじめて学ぶ物理学』(下)第2版
江沢洋著『力学』
ついでに、講談社の刊行書籍
渡邊靖志著『入門講座 量子論』
こういった刊行物が存在しているということは、
ある程度の年齢に達したあとで「学び直し」をする人が多いということを意味するのだが、
けっこく、私らの年代では、
学校でアインシュタインの物理学を始めとする現代物理学を全く学んでいないから、
いろいろな局面で、何が何だかさっぱり分からないという悲惨な目に遭うのである。
数学の分野でも、
集合論が分からないし、行列式といった線形代数を学んではいないし、
つまりは、大学初等レベルでの数学は全く意味不明なのである。
文系と理系の違いというものが、
いずれとんでもない「不幸」と「苦労」を呼び起こすのである。
数ⅡBでは太刀打ちできない。
これが私の人生最後の勉強となるかどうかは分からないが、
しっかり学んで、疑問の幾つかは解消したいものである。