速読に必要な眼の準備 | 作業のスピードアップに役立つ速読術

作業のスピードアップに役立つ速読術

退職後の起業と認知症予防に役立てようと速読術と記憶術に注目。速読には視力回復効果、記憶術には認知症予防の効果がありそうだと、体験した訓練を報告します。

起業に役立つ速読術
お約束の速読訓練を再現中継しています。

 

お約束の続きです。

 

昨日は何を鍛えれば速く読めるようになるか、というところで
終わりました。

 

 

かんたんにおさらいすると、読書のメカニズムを知れば、
本を読んで理解するまでの脳内での仕組みがわかり、
その仕組みを分解して、それぞれのパーツを強化する訓練を
すれば効率的だろうということでした。

 


文字を見てから理解するまでのプロセスをまとめると、
眼を通して文字の形を脳に送る作業から始まります。

 

脳では、送られてきた文字の形の組み合わせに関する検索が
行われます。

 

 

検索に成功すると情報(文字の形と意味)は意識という
スクリーンに出力されて初めて意味のある文字として
認識、理解されるということでした。

 

 

そこで、お約束の本題に入ります。

 

パーツに分けられた最初の部分は、
眼を通して文字の形を脳に送る作業でした。

 

 

この作業は、
1・初めの文字の形を確認
2・次の文字の形を確認
3・眼を移動してゆきながら順々に文字の形を確認してゆく
わけですから、この作業を速くするためには何を鍛えれば
速読に役立つでしょうか。

 

 

動作は眼の移動ですよね。

 

 

ということは、眼を速く動かしてあげるようにすれば
文字の確認作業が早まり脳へ送る数が増えます。

 

 

ですからこのステップでの答えは、眼を速く動かすための眼筋を
鍛えましょう
、です。

 


私たちも速読訓練の前には必ずこの運動を行っています。

 

でも、

 

 

眼筋、って?

 

 

と思う人がほとんどでしょう。

 

 

スポーツ選手が行う体の部分鍛錬のように、たとえば今行っている
ストレッチはどこの筋を伸ばしているのかイメージしながら行う方が
効果があるというのと同じことで、これから鍛えようとする
眼筋の位置を理解し、その眼筋をどのようにすることが目的なのかを
イメージしながら鍛えると効果的なはずです。

 

そこで、調べました。

 

 

図を掲載しましょう。

 


起業に役立つ速読術 62歳からの起業請負:なかのりが、速読訓練を再現中継します-眼筋

 

眼筋の名称は覚えることはないですが、位置と訓練することによる
眼筋の変化はイメージ知るようにしたらよいと思います。

 

 

眼筋というのは、外眼筋と内眼筋とに分類でき、
眼球の運動に関係する筋のことを言います。

 


外眼筋は、眼球を意志に従っていろいろの方向に動かすことができる
筋で、随意筋といいます。

この随意筋には4個の直筋と2個の斜筋があります。

上直筋、下直筋、内側直筋、外側直筋と、上斜筋、下斜筋です。

 

筋の名称は覚えなくてもいいです(笑)

 

 

内眼筋は、眼球を意志の力では動かすことのできない筋で、
不随意筋といいます。

 

虹彩(こうさい)と毛様体とにある筋です。

 

 

速読力を向上させるための準備として、この外眼筋、つまり
意志にしたがって動かすことのできる6つの眼筋を鍛えます。

 

 

 

視力回復の効果があるのもこの運動が基本となっています。

 


私たちは速読訓練をする前の準備として、必ずこのトレーニングを
行っています。

 

速読術トレーニングの「目を良くする訓練」と名付けられた訓練で、
視力眼筋強化訓練として約3分間行います。

 

 

眼筋力強化(よこ)、眼筋力強化(たて)をくりかえします。

 

 

縦書きの文章と横書きの文章のそれぞれについて、文頭と文末に
示される印をひたすら追いかけるのですが、これが結構その日の
体調を知る良い運動だということがわかってきました。

 

 

なにごとも頭でわかったようになることと、実際にやってみて
体で実感するのとでは大違いです。

 

 

この訓練を経て、その日の手順をすべて終えると速読力の変化は
数字ではっきりとあらわれてきます。

 


私たちはその記録を速読トレーニングをするたびにつけています。

 

いつかお見せできる日が来るといいですね。