トプコンBC-20AR修理、充電後ランプが点滅する? | 測器バッテリードットコム

トプコンBC-20AR修理の依頼。

症状は、充電すると充電完了にならずに、赤ランプが点滅する。

検査しましたが、問題ありませんでした。

バッテリーも一緒に預かっていましたのでバッテリーを見ると

なんと??アマゾンの単三型電池が入っています?
どこで交換したか、解りませんが、2020/06に一度交換しているようですが、容量が3000mAとなっていますが、2400mAの容量です。

原因は、電池が小さく充電すると異常加熱するようです。


写真の上側が、使われていた電池です。
アマゾン製Ni-MH 2400mA

下側が純正電池、三洋(Panasonic)Ni-CD 2800mA

大きさが全く違います。

電池容量はあまり違わないのですが、充電器は純正品に合うように作られているので、単三型電池を使っていると、電池が異常加熱します。
電池はスポット溶接して作製されているので、素人の仕事では有りません。



このように、機器に合ってない電池を使うと、
電池容量があまり変わらない場合でも、充電時にエラーになったり、器械が最大電力を使う時に電圧不足となり、器械がシャットダウンする事も考えられます。
また、今回の場合、充電時に異常加熱を繰り返していると電池の寿命が短い。
加熱で電池の液漏れ→バッテリー端子の錆→バッテリーケース交換に至る事例も多くあります。

修理依頼は