先週の土曜日から静岡にてスタッフ下見とリハーサルでした。
私が現役の頃には絶対に縁がない（と言うか、そもそもキャラではない！）ドン・キホーテを演じさせていただく機会に恵まれて、先生方には本当に感謝しております。
サンチョ・パンサの真衣先生も最高です！
周りから「ちょっとイカれた男」にしか見られていないが、実は子供のように純粋な魂の持ち主で、理不尽な事は嫌いで、特に自分が大事にしている人間をイジメたり、悲しい目に合うのが許せずにいる「正義の味方」の一面もある…そんなドン・キホーテを演じたいと思います。
ドン・キホーテって50代なんですよね？なんかバレエの世界ではヨボヨボなお爺さんみたいに扱われる感じがするので、私はそうではないように演じるつもりです。
「大事なサンチョ・パンサをいじられて、本氣で怒るドン・キホーテ」です。本番はもっと容赦なく暴れますので、大人の生徒の皆さん、危ないので素早く逃げてくださいね（笑）
この日はバンドネオン奏者の仁詩さんにもお会い出来ました。私も音楽が大好きなので、仁詩さんの深くて為になるお話を沢山聴けて嬉しかったです！
翌日は私の作品「テーマとヴァリエーション」「ハープの調べ」のリハーサルでした。
すでに皆さんは仙台で踊ってもらえたので、今回更にブラッシュアップされて先生方の地元、静岡で上演が出来るので私も凄く嬉しいです！
地震やら台風やら、なんだかニュースで散々騒がれて、しかも新幹線も時間が読めそうで読めなかったりした数日間でしたが、何事もなく無事に仙台ー静岡を往復出来、これも本当に感謝でした。
茶畑が綺麗な秋山先生のスタジオ前。
幸せいっぱいで仙台に戻りました。綺麗な夕焼け！
そしてなんと今回、うちの舟生実が一曲ソロを踊らせてもらうことになり、私が振付することに！
実も東京から駆けつけてくれて、数時間で振付仕上げました。
「アンダルシアの風」と言う作品です。彼女のパッションをぜひ客席で感じてもらえたら嬉しいです！
