School Performance が無事に終わり、パフォーマンス、ワークショップ、クラウドファンディング、皆様への感謝の氣持ち、などなど色々と書きたいことがあり、頭の整理がなかなかつかないのですが、まずはこの事について書こうと思います。


去年の今頃、この現実が目の前に現れるとは予想していませんでした。しかしこれが「本当にやりたかった事」でした。



その「やりたかった事」が去年あたりまで全然出来ていなかった理由は、外側ではなく、自分の内側にあった「無意識の信念」が原因だった事は、今ならわかりますが渦中の私には全くわからなかったです。


様々なネガティブな出来事が降りかかり、頑張っても頑張ってもなかなか満足行く結果も出なくて、どんどんストレスが溜まって行くにも関わらず


「いや、これは自分の修行が足りないからだ」


と自分を追い込んでは、また同じ過ちを繰り返しては自己嫌悪に陥る…しかしその氣持ちに蓋をして、自分を忙しくする事で氣を紛らわしていた頃に現れたのが、植木裕子さんでした。


「けんちゃん、東京いるんでしょ?夜ご飯食べに行かない?」


と誘われた表参道でのディナー。ここからが私の「魂の声を聴く旅」が始まりました。


この写真、何回ブログに載せているんだか(笑)しかしこの日に私が裕子さんの誘いを断っていたら、今の自分も、スクールパフォーマンスの大成功もなかったです。これは100%断言できます。



明らかに無理をしていた私を察知してくれた裕子さんたちに言われた


「ねえ、働きすぎなんじゃない?」

「無理してない?」


と言う言葉を、私が採用するか、否か…その別れ目に来ていた時期に、なぜか長崎美里さんの


「星詠みイベント」


なるものをfacebookで見つけて、そのイベント事務局が「自己受容オンラインサロン」で、その時に裕子さんたちがチラッと話をしていた人物、ピース小堀さん(改めて、いまは小堀訓嗣さん)の「自己受容セラピーコーチング」の存在を知りました。


その頃東京に住んでいた私は、この子たちを教える事は皆無で、この舞台の時はくみ先生がほぼ全てを統括していました。ちょうどこの舞台の前日が「自己受容セラピーコーチング」の体験会でした。



その体験会はzoomでしたが、私が今まで出会った事がないような人たちが沢山画面に現れていて、もちろんバレエ関係者は1人もいなければ、私のバレエ経歴を知る人もいない…だから皆は私のことを「左右木先生」ではなく「けんちゃん」と呼んでいました。そのひとつひとつが新鮮で、なぜか救われた氣持ちになりました。


そして大きな決断をします。そう、コーチングを受ける事に…


分割でお支払いするならビックリする程負担ではない金額、とは言え、コーチングに多額な金額をお支払いするのは果たしてどうなのか?みたいな不安が出てくるかな?と思いきや、実際そんな事はなく、むしろ


「自分のモヤモヤを解消していければ」


と思い、スタートしました。


スタートした頃は、私は一方的にコーチ陣に自分の話ばかりしていました。とにかくバレエ関係者以外に私の本音をぶちまけて、弱音や愚痴を吐きたかったので、コーチングのたびに愚痴話を聴いてもらっていた感がありました。いま考えると「コーチ陣はよく耐えていたなあ」と思います(笑)


コーチングと共に「自己受容理論」を学ぶのですが、この理論が理解出来ているか、否か、をまるでテストされるような現実の「不快な出来事」が「お試し」と言う形で現れます。


例えば、自分では無意識で奥底にある「自己否定」があると、目の前に「自分を意味もなく否定をしてくる人」が現れたりする。だいたいその事例があると


「なんでそんな事を言われなきゃいけないんだ?」


と外側に原因を探し、他責のフェーズから抜け出せないのが普通なのですが、実はそんな「不愉快な人」「不愉快な出来事」は、実は自分が封印していて誤魔化している姿が投影されていて、その傷を自分で癒さない限り


「お願いだからいい加減氣付いてくれ!」


と言わんばかりに、不愉快な出来事が氣付くまでエンドレスに続きます。しかも、その事に氣付いて自分の傷を癒していき「もう大丈夫かな?」と思っている矢先にまた違う形で現れたりする…封印している自分の本音と向き合わないかぎりエンドレス。


そこで、何かあるたびに私はコーチに話を聴いてもらいました。すると決まって言われるセリフが


「その現象で何を感じた?けんちゃんはどう思うの?そこから何を学べる?」


と問いかけられます。いわゆる「俯瞰」なのですが、俯瞰する事を忘れていると、だいたいその頃に不愉快な現象が外側に現れてくるパターンを体験しては許して、手放すことで封印してきた「自分の本質」が見えてきます。


そして自分の傷を癒して、向き合って、違和感を手放して…と言うコーチングが進んだ頃に、私は東京を離れることになりました。


そして自分の本拠地である仙台でリスタートすることになり、全く新しい自分の指導によるスクールパフォーマンスの準備にとりかかったわけです。


そして、それが現実化して…



なおかつ、その私の昨年からの変貌を見届けてくれた仲間たちが仙台に来てくれて…しかもバレエ関係者は植木裕子さんただ1人で、あとはバレエとはほぼ無縁の方々ばかり!こんな事は前代未聞でした。




こんな凄いカーテンコールも前代未聞でした!



私が願った事、出演者が願った事、お客様が願った事、この同じような「波動」を「共有」するためには「同じ周波数」でいないと引き寄せられないと言う事も、今回物凄くわかりやすい例で見せられました。


そしてちょっとでも良い願いだったり不安要素を思い浮かべると、それがオーダーとして通ってしまうことも学びました。それくらい、今の時代はダイレクトに願いや想いが外側に現れていくわけです。


もう誤魔化すことは出来ない。


だとしたら、どんどん「自分がやりたい事はオーダーして、違和感はすぐに手放す」と言う習慣が身についたとしたら?


こんなに幸せな事はない!


改めてコーチのゆみちゃんや、仲間たちに感謝します。ありがとう!


これからゆっくり時間をかけて、パフォーマンスやワークショップについて書いていきます!


左右木健一