すると間髪入れずに
「雲が移動してるだけだよ」
とコメントしてきた人がいました。
確かにそうかも知れないですね。ただ、その時の私は「子供のように無邪氣に遊びたかっただけ」でしたので、その方との世界が違うんだな?と認識しました。
どの世界を選択するのは、その人自身でありますが、その選択に対して
「それは間違っています!」
「私の世界が絶対正しい!」
と意見を述べる方は沢山います。実際私もそうでした。しかし昨年あたりから私も誰かに意見を述べることは少なくなりましたし、ましてや自分の価値観は他人に同調を強要などはしなくなりました。
わかりやすい例を書きましょう。
例えば、私はマイアミで再び美味しいアサイーボウルを食べていたのですが。
私はピーナッツバターが大好きでオプションでつけましたが、りよ先生と結衣ちゃんはつけませんでした。
それに対して、私が
「ピーナッツバターつけなきゃダメでしょ」
なんて強制しませんよね(笑)そういう事です。
もう私達は散々学んだはずです。
震災のときにイベントをやったときに
「被災者の人がかわいそうだと思わないのか!不謹慎!」
と騒ぐ人がいたり…
コロナ禍でも
「医療関係者がかわいそうだと思わないのか!」
と火がついたように怒る人がいたり…
なぜか「自分の価値観が絶対正しくて、そうでないのは許せない!」と思う人たちは沢山います。私もそうでした。
それを私は手放しましたし、そのように「ジャッジメントが入りそうな世界」からは意識的に距離を置くようになりました。
バレエの世界は「常にジャッジし合い、価値観の相違で戦う事ばかり」と思っていたので、手放すのは
ある意味今までの私のやってきた事、培ってきた人間関係を清算するリスクがあったものの…
蓋をあけてみたら?
そんな「ジャッジメントの世界」から遠ざかったとしても、私のバレエの世界に大切にしたい関係は途切れる事はなく、むしろ良い方向に向かうようになりました。
どの世界を選択するのも自由です。
自分の価値観を押し付けて、強引に他人を洗脳する世界に生きるのも自由。
押し付けない世界に生きるのも自由。
「光と闇」どちらも必要で、どちらかを無くす必要もない。
私達の人生において、無駄なものは何もないわけです。
もし良かったら観てください!そのヒントが散りばめられている動画です。
左右木健一