私のコーチ、ゆみちゃんのブログです。看護師でもあるゆみちゃんのブログは「命」について考えさせられます。
「なぜこんなにも子供の頃からいじめられて、信頼していた人に裏切られ、粗末に扱われ、利用されて、言いがかりをつけられて、嫉妬されてきたのだろうか?」
と、もう八方塞がりの時でした。
そこで知ったピースさんの「自己受容理論」で、それを元にとことん付き合ってくれたのがゆみちゃんこと、下里由美さんでした。
「全ての外側の原因は自分にある」と言う理論。それは一見「自責」みたいで「やっぱり自分ってダメなんだ」と思ってしまうけれども、そうではなくて「ありのままの自分や、湧き出る感情に蓋をしない」と言う事を学びました。
ポジティブでいなければいけない、と言うのではなくてネガティブな自分の氣持ちも抑えずに、その氣持ちが出たことも全て受け入れて、自分を許す。
そうすると、目の前のいかなる現象も地に足をつけて俯瞰出来る…
この理論が今まで出会った様々な学びや師匠とは明らかに違うところでした。
何でもかんでも
「Yes か No か」
「白か黒か」
「正しいか間違っているか」
みたいなジャッジ癖があった私。
特に指導法に関しては
「正しい事をおしえるべき」
みたいな執着があり、それが結果的に自分を苦しめていました。
もちろんバレエには「正解」があります。しかしその「正解に導くための道のり」は100人教師がいたら100通りのアプローチで別に良くて、何でもかんでもシラバス通りに指導すれば良いのなら、心を持たない「AI先生」に習えばよい…
これに氣付きはじめてから「ジャッジ癖」が出てきそうな情報、または常に批判的、攻撃的な方たちから事前に距離を置くようになりました。
以前の私なら
「今までお世話になったから」
と、半ば違和感を感じながら話を合わせていた私は、もう合わせなくても十分に幸せに生きていける(むしろ違和感を感じながら付き合いを続けるから、いつまでもうまくいかない)事を教わり
「〇〇あるべき!」を手放せた今は非常に穏やかな「中庸」を生きています。
人生は別に2択に絞らなくてもよくて、その3次元での「裁き、裁きあいのゲーム」はそろそろ卒業かな?と思います。
そんな私の新しい道に相応しい舞台が明日あります!
今日はGPでしたが、リハーサル時間をオーバーせずに時間内で場当たり、通しが出来た子供たちに拍手です!
宮城県洋舞団体連合会の洋舞公演は、リアル開催が四年ぶりとなります。こちらの公演ではスタッフの方々の接待や花束受付などを一切必要としないので、うちの生徒の親御さんは何ひとつお手伝いしていただかなくて、ゆっくり舞台鑑賞出来ると言う利点があり、参加しております。
明日も子供たちがのびのび踊れると思います。
ぜひ皆様いらして下さい!
左右木健一