七ヶ宿のリトリートの話は山ほどあるのですが、まずは今日は本当に個人的な事を書かせてもらいます。
1月にマイアミ国際バレエコンクールの審査員を務めて、WSも楽しくて
審査員の先生たちと物凄く充実して、ワクワクして帰国したのですが…
詳しくは語りませんが、帰国直後にある事に氣付いてしまい、強烈な違和感に襲われました。
「何かがおかしい」
「これは自分らしくない」
「まして吐き氣がするくらい、嫌だ」
と感じていた矢先に、植木裕子さんから
「表参道でご飯食べない?」と誘われました。
もう何度もこの写真載せてますが…これが私の違和感を完全に払拭するためのスタートの日でした。
そして不思議なのですが、星詠みとかにあまり興味のなかった私が長崎美里さんの星詠みイベントにオンライン参加しました。そこでコラボしていたのがピース小堀さんで、そのイベントの申込先がピースさんの自己受容コーチングの事務局のあいちゃんでした。
そして、ふっと思いつきピースさんのLINE登録をして、仙台に帰ってきてから「自己受容コーチング体験会」の zoom に参加しました。
うちの舞台の前日、ちょうどこの最終リハーサルの後に体験会がありました。
そして直感で
「あ、これはコーチングを受けたほうが良い」
と感じて、5ヶ月のコーチングを申し込みました。
そこで現れたのが、ゆみちゃんこと、下里由美さんでした。
非常に穏やかで、私のマシンガントークを全て受け入れてくれました。忘れもしない4月15日が初回でしたが、かなり私の波動は粗くて
「あんな状態では、物事がうまくいくわけがないでしょう?」
と、今なら良くわかりますが、あの時は何が違和感なのか良くわからなかったのです。
しかし、徐々にコーチングが進むにつれて
「あ、これは絶対におかしい!」
と言う事がわかってきました。何がおかしいのか?
外側ではなく、自分の内側がおかしかったんです。
「何か無理している」
「やりたいことを我慢している」
「評価ばかり氣にしている」
これは全部、自分自身の問題であることに氣付くためのプロセスが「人生年表」と言うものを制作することで、ハッキリとわかってくるんです。
内容は一切見せられないですが(笑)こんな感じで書くんです。他人にも言えなかった事を全てコーチにさらけだします。たぶんこれが一番ハードルが高いみたいですが、私の場合はコーチを信頼していたので全部書いて、全部紐解いてもらいました。
学校時代に吐くまでいじめられたこと、バレエ界での理不尽な扱い、指導法を馬鹿にされて攻撃されたこと、震災チャリティに騙されたこと、などなど…
その全てのネガティブな出来事は「全部自分が引き起こした事」に氣付きました。
その最中に私はマレーシアのカナン国際バレエコンクール審査員を務めるために出張します。
自分が自分らしくいられる場所が、そこにはあり
帰りの飛行機のなかでは、自分自身を取り戻す事にフォーカスする事を決意しました。
そして「年表発表会」と言うものが、コーチ陣の前であり、全ての人生であった出来事を皆の前で話をしたのですが、コーチ陣のほうが号泣(笑)私は意外とケロっとしていました。もうこの時点でだいたい半分くらいは自分を取り戻せていましたが…
問題はまだありました。
そう、最終的に強烈な違和感と向き合う時が来たのです。それと向き合うコーチングで私は号泣しました。
「銀のロープ」と言うセッションなのですが、こちらで語っています。
結局、私は外側に原因があると思っていた数あるネガティブな出来事は、実は自分自身を許していなくて、常に
「誰かを喜ばせよう」
「誰かのお役に立てるなら」
「みんなに嫌われないように」
ばかりを考えていて、自分を大事にしていなかったために、結局は他人にも大事にされず、いいように利用されて、粗末に扱われていたことに氣付きました。これは他人が悪いわけではなく、全部自分。
「自分を大切に扱わない波動」を出しているから、他人に粗末に扱われるんです。このカラクリに氣付いたあと、奇跡が起きます。
いわゆる「パラレル移動」と言うもの。
スピリチュアルに聞こえるかも知れないですが、量子力学的には普通の事。私も初めは半信半疑でしたが、確実に現実が変わるんです。
私の場合、わかりやすく説明すると、自分自身を許し、受け入れ、認めることにより、外側の世界が一氣に変わりました。何かを選択するにしても、思考で考えるのではなく、直感/ひらめき/感性(これを魂の声と言います)で選択すると、全てが上手くいくのです。
自分自身が全く整っていなくて、思考で物事を判断して「条件付き」の人間関係を築こうとすると、必ず破綻が起きる。
しかし思考でもなく「条件付き」でもなく、ひたすら子供のように「あ!これがやりたい!この人たちと時間を過ごしたい!」と感じるだけで見事に世界が変わります。
お天氣までも変わります!信じてもらえないかもですが、本当です。それを静岡で感じました。台風が来て大荒れだったはずが、こんな青空が見え…
そして東京生活に別れを告げて、うちに戻ると…
私の内側が全て外側に現れていました。全てがキラキラ輝いており…
24年間の重たかったレンガの外壁を変えて真っ白になり…
玄関も変わり…
スタジオは変わりませんが、なぜかキラキラ輝いており…
子供たちの更衣室も常に子供たちが掃除をしてくれているから毎日がピカピカだし。
私は潔癖症ではないですが、ハッキリとわかったのは
「汚い部屋(外側の世界)を創り上げているのは自分の魂の汚れ(内側の世界)」
である、と言うこと。非常にわかりやすいバロメーターだと思っています。
そして昨日遂に自己受容コーチングリスタート(卒業式)でした。
なぜかバレエ(笑)
なぜかパタリロ(笑)
コーチのゆみちゃんは、こんな人です!生死と常に向き合う看護師さんなので、本当に肝がすわっています。私のコーチがゆみちゃんで本当に良かったです。
そして自己受容オンラインサロンでは、さまざまな部活があり、私も毎週のように参加していました。
zoom上に現れる皆さんの中に、バレエ関係者は1人もいない。そこで私はバレエがいかに狭い世界かハッキリとわかりましたし、だからこそ
「自分が望むバレエの世界」
がハッキリとわかりました。
私はバレエ界を変えるとか、そう言うことにはあまり興味がないと言うか…
所詮「チカラや知識で変えよう」としても、バレエに携わる人々の内側が変わらない限り、外側が変わらない、変わったとしてもハリボテにしかならない「法則」がわかったので、まずは
「自分の内側を整えて、自分自身のバレエ(外側にみえる結果)が良くなること」
にフォーカスすれば、自ずと私と関わる方々のバレエが上達すると思っています。
自己受容で私が一番学べたのは
「本質を見抜くチカラ」
でした。散々迷ってきましたが、もう迷うことはない、と設定しています。
来年の5月19日の school performance に向けても話しました。
バレエの指導内容に関しては、さほど大きな変化はないとは思いますが、私の指導のありかたやコンクール審査については、かなり変化があると思っています。
ゆみちゃん、かっつん、あゆちゃん、えっちゃん、そしてそのコーチ陣を繋げてくれたピースさん、背中を押してくれた植木裕子さん、自己受容の仲間たちに心から感謝します。
ありがとう!
左右木健一