私のコーチ、ゆみちゃんのブログです。


夏休みで


「いつになったら宿題やるの?」

「少しは勉強しなさい!」


と毎日言い続けて疲れてしまった親御さんたちが読んだら、肩の荷が降りる…そんなブログです。


そもそも本来なら


「学びたい!」


と言う意欲があれば、子供なんて強制しなくても勝手に興味を示したものに熱中するはず。


私も「バレエ大好き」だったので、バレエに関する事は(ネットのない時代でしたから)沢山バレエ関係の本を読み、公演も1人で観に行き、図書館で調べたり、レコード(懐かしい!)をお小遣いで買って何度も聴いたり、TVで録画したバレエ番組をずっと何時間も見ていたり、いつか海外に行きたいから英語を自分で勉強したりしました。


そんな事をしていたら、いつの間にかプロになっていました。学校では「バレエダンサーになる術」は教わっていません。


では、そんな「学校生活よりもバレエを優先した私」は「ダメな人間」になりますか?


好きな事に没頭する子は「遊んでばかりいる子」ですか?


キチンとお勉強をして、宿題も済ませて、反抗しない子が「良い子」


決められたカリキュラムに対して、それをやらなくて反抗する子が「悪い子」


そもそも、その「良い/悪い」の判断基準は誰が決めたのでしょうか?


キチンとお勉強をして反抗しないで育った子が就職して数日で会社を辞めて責任放棄したら「悪い人」になりますか?


宿題もロクにやらなかったけど、好きな事に夢中になり、遂には億万長者になった子が、とつぜん「良い人」に転じますか?


「良い/悪い」なんて、その時の状況や環境で変わるし、そもそもその判断を他人に決めさせている時点で「自分軸」がブレブレですよね?


「他人の評価で自分の足りない物を埋めようとする」と、どんどん自分らしさを失っていきます。


ピース小堀さんの ミッシングピースの理論


がわかると「誰かが決めた良い/悪い」にとらわれなくなります。


「好きな事をやる」のと「好き勝手にする」のは違うと思いますが、少なくとも「他人が決めた良い事」は、状況や環境によって変わる、と思えば選択に迷わずに済むと思います。


私の心境の変化は、外観にも現れています。



早く足場が取れて欲しいのですが、もう少しの辛抱。いまから楽しみです!


左右木健一