コンクール審査最終日のお話を書こうと思います。


今は機内で書いております。


この日はパドドゥ部門のコンテンポラリーと、アンサンブル部門の審査でした。


パドドゥのコンテンポラリー。実は私は黎水那と弥生ちゃんから振付を依頼されていたので、年末年始に振付したんです。


年末の時のブログが、もう随分昔に感じます(笑)



コンクールが終了するまでお見せ出来ませんでしたが、終わったのでお見せします→動画


“how fair this spot”と言う作品。2人の良さを十分に発揮出来るように振付しました。



マイアミ国際バレエコンクールのパドドゥ部門のコンテンポラリー作品は、ポアント使用も可能と言う事で、弥生ちゃんが一番美しく見える「ポアント」で振付しました。


私がコンクール用のコンテンポラリー作品を振付する事は以前より少なくなりましたし、コンクール審査員も控えるようになりました。しかしそのおかげで客観的に物事が見れるようになり、作品作りも無理なく出来るようになりました。


やはり「外を見る」と言うのは非常に重要だと言うのはしみじみ感じました。コンクールとは無縁のような方々や、趣味で習う方、大人からバレエを始めた方、バレエとは違う職種の方などとお会いする事で、マイアミで見える景色、コンクールに対する考え方が去年とは全く違い、新鮮で楽しかったです!


私のトランジッションと共に出来たこの作品を2人が素敵に踊ってくれた事は本当に嬉しかったです、


彼らの職場でもあるスタジオでもリハーサル出来たせいか、コンクールが終わったあとも「楽しかった!」と言ってくれました。



本当に彼らに振付が出来、マイアミにも再び訪れることが出来て嬉しかったです!


Part 2 に続く。


左右木健一