今日は arts ballet theatre of florida のクラスとリハーサルを見学しました!


日本人ダンサーたち、こんなに多くなりました!



比べたら一目瞭然。本当に増えました!



「アメリカで働く」と言う選択肢を選び、オーディションで選ばれ、頑張っている彼らを見て嬉しくなりました。


毎日のディレクターのレッスンは、本当に素晴らしいです。カンパニークラスとは言え、顔の向きが違ったり、動きのニュアンスが違うと容赦なく注意が飛び交います。



今日は朝から3作品、違うものを練習していましたが、ビデオを見せられて「はい、踊って!」は当たり前。プロなら当然ですが。


そしてただ単に「バレエダンサーとして働きたい」だけでは海外は難しくて、とにかく「生活していく」必要があります。当たり前ですが健康管理、食生活、メンタルまで、誰かに助けてはもらえません。

学生時代のようにコンクール付き添い教師がいるわけでも、家に帰ればご飯が用意されているわけでもない。全てが自己責任。


私が10代-20代の頃は住居を探す苦労はほとんどありませんでしたが(これはかなり特殊ケース)マイアミは住居探しも一苦労ですし、ニューヨークやサンフランシスコよりは治安は悪くないとは言え、やはりアメリカならではの「ビックリすること」も沢山あります。


子供の頃にコンクールにエントリーしているような時代が、一番気楽かも知れませんね。コンクールに出場しているだけなら確定申告する必要も、アパートの契約トラブルも、食生活管理も、自分が頑張らなくてもいいから踊りにだけ集中すればいい。


「働く」と言うことは、バレエ以外の事が出来てはじめて「働ける」と言うのを、改めて見せられました。


明日もそんな彼らの頑張りをみて、ディレクターのクラスも見学して、私自身が学びたいと思います。


左右木健一