カナン国際バレエコンクールにてスカラシップを授与した子供たちにオンライン指導をしました。



簡単すぎるくらい簡単な基礎しかやらなかったのに物凄い集中力!オンラインとは思えないくらい子供たちの気迫を感じられました。


コンクールは賛否両論あります。私も審査員を務めていて心が痛む時もあります。なぜならバリエーションだけ審査して良いことはないからです。


しかし、カナン国際バレエコンクールや、マイアミ国際バレエコンクール(あと40分くらいしたらオンライン指導します)ではワークショップが必ずあるので、バリエーションだけでスカラシップを提供しなくて済む。本来ならそのようなコンクール体制がベストなのでしょうが、なかなか日程的に難しい。


そうなると、たった一度のバリエーションだけでは評価してもらえない子供たちが陽の目を浴びないんです。ここが「コンクールの賛否両論」な感じがするのです。


結果だけ出て、救いも何もない…本当に子供たちにとってコンクールは有益なのか?あまりにもコンクールが多すぎて本質を見失うような事は避けたいと思いますが…誰も止められないのが現実。


審査員が参加者や指導者の先生方とコミュニケーションが取れたシンガポールのカナン国際バレエコンクールはまさに画期的でした!



これからも機会があれば、国際コンクールの審査員は務めていきたいです(まだ非公開ですが、来年の国際コンクール、オファーを頂きました)


ではオンライン指導に戻ります!


左右木健一