お待たせしました!タンデュ〜ジュテまでの解説動画をアップしました!


前回のウォームアップ〜プリエはこちら。


全編はこちら。





100分あるうちの60分はウォームアップからジュテまで。

いかに大事かお分かりいただけるか?と思います。

逆を言えば?

プリエとタンデュが出来ていないのに、作品の練習をしても意味がないのがわかりますよね?

よく私はカレーライスの話を子供たちにするのですが、材料揃えてなければ作れないでしょ?と。

「カレーのルーがないのに、どうやってカレー作るの?何かで代用するわけ?焼肉のタレでカレー作れないでしょ?」

と。今読んでいて

「そんなこと、あるわけないじゃん」

と思われた方、胸に手を当てて振り返ってみてください。

正しくプリエが出来て、タンデュが出来てから、ポアント履いて「バーに掴まって」作品に必要なパをすべて一から練習してから、舞台に臨みましたか?

男性だったら、そのジャンプやピルエットをやる前に必要なプリエやタンデュを分析しましたか?

いきなりポアント履いて、いきなり回ったり跳んだり、何となく全てを誤魔化しながら(それがカレーのルーがないのに、何かで代用してしまうこと)本番前になり

「何か違う!こんな踊り(カレー)お客様に見せたくない(食べてもらいたくない)」

と後悔しませんでしたか?

後悔しても、時すでに遅し…舞台は戻ってきませんし、時計を過去には戻せません。

だから…くどいようですが

「バーレッスンからやりましょう!」と何度も何度も伝えているわけです。

遠回りじゃないんです!明らかに近道です!

舞台で成功したいなら、まず「材料」を揃えましょう。

材料とは何か?

プリエとタンジュです!そして、それ以前に

当たり前ですが「立つ」

その後、はじめて「ターンアウト」して足のポジションをつくる。


どこかを飛ばして誤魔化すと、結局崩れて最初からやり直しになってしまうから、そうならないようにしましょうね。

左右木健一