インスタライブで配信してIGTVに残しましたが…


100分も見るのは大変ですよね?


なので、大した編集をしていなくて手抜きではありますが、解説動画をYouTubeにもアップしました。


そもそも私はYouTuberでも何でもないのと(今回も広告なしです!)ただ単に字幕を載せたり編集するのがめんどくさいと言う理由でYouTubeほったらかしにしていますが、さすがにこの動画くらいはアップしたほうが良いかな?と思い、今日アップしました!


まずはウォームアップからプリエだけ。


これだけで30分あります。いかに大事な部分か?理解して頂けると嬉しいです。



概要欄を見たら、チェックしたい所を頭出し出来ます。


うちの子たちは私の言葉を即座に理解してくれているとは言え、やはり確認しながら私の言葉を身体に入れていく作業には時間がかかります。

つくづくバレエとは(当たり前ですが)時間をかけないと上達しないのがわかります。

「バーレッスンばかりでセンターは?」

と思う方もいらっしゃると思いますが、バーで理解出来ていない事はセンターではもっと出来ないのでうちのスタジオでは

「バーレッスンが理解出来てはじめてセンターに移行する」

と言う方法を取っています。

先日の art ballet intensive の個人指導を受けてくれた方が疲労骨折の悩みを相談してきたので、よくよく聞いてみたら舞台数が多すぎ、ヴァリエーションも練習しすぎ…

しかし日本は「発表会文化」が非常に根強いのと、バレエの上達と言うよりも「舞台で踊る」と言うのが最終目標みたいになる傾向があるので、ついつい子供でも無理するんですよね。

しかし年間150回近い舞台を踏むのは、お給料を頂いているプロダンサーがやるべきであり、国立バレエ学校のカリキュラムが無い日本のお教室(しかも放課後で疲れ切った身体でバーレッスンもそこそこに作品の練習をする)の子供たちや大人の方が

「舞台経験を積む回数には、限界がある」

と言うのが理解出来たら、怪我のリスクは圧倒的に減ると思います。

「疲労骨折の場合、何をしたら良いですか?」

と問われた場合

「痛みを我慢して踊りなさい」

と言う選択肢しかないのは、悲しいです。

「休んでもよい。むしろ休みなさい」
「でも怪我してない部分は鍛えられるよ」
「そして留学前に完治させましょう」

と、アドバイスしました。本人も私が言う前に理解してくれていました。

長く踊りたいなら、本当に無理は禁物。

ゆっくり、焦らずバーレッスンしてください!

左右木健一