昨日は6歳のAnnaちゃんを個人指導しました。


普段私は6歳の子の個人指導はしないのですが、サンディエゴ在住のAnnaちゃんは日本に一時帰国した時でないとチャンスがないので、特別に指導しました。


日本語も英語も素晴らしい!レッスン中は私も英語で指導しました。


一昨日はカナン国際バレエコンクール主催のオンラインワークショップでした。


彼女はインドネシアの子ですが、昨年からずっとオンラインです。しかし上達しています!



日本よりも厳しいロックダウンがあるアジアの子供たち。普通だったらこれだけロックダウンが続けば大人ですら挫けますが、アジアの子供たちはむしろその逆境を楽しんでいるように思います。

学校教育の成果なのか、お国柄なのか…

とにかく自己肯定感が強いんです。自分の良い部分を知っていて、それを全面にアピールしていきます。

日本の場合、常に人の評価を気にする習慣があり少しでも目立つと「イジメのターゲット」にされます。

ちょっとでも人と違うだけで「変わってる」と言われ、それを個性として認めるのではなく「一律に当てはまらない子」として「変人扱い」するように義務教育で刷り込まれるのは、今始まったことではないですよね。

私は「左右木」と言う名字でしたから、小学校からずっと出席を取るたびに教師から

「珍しい名前」

と言われて、イジメのターゲットでした。

日本国内において、たまたま数が少ない、と言うだけで

珍しい名前=風変わり=人と違う=変人扱い

となるのです。

昨日も書きましたが

「人は人、自分は自分」

と思えない環境の中にいて、なおかつ圧力がかかると自己肯定感も無くなってきます。

自己肯定感と言えば…

私がお世話になっている朝倉重美先生のブログです。是非お読みください。

赤ちゃんは自己肯定感が無い子はいないはずですよね。

自己肯定感を失わせるのは、結局は周りの大人の影響が多いと思うのです。

別に毎日毎日褒めてばかりいる必要は全く無いとは思いますが、人と比べて、他人の目を気にしてその子の良さを否定するような大人が減れば、自己肯定感も失われずに済むと思うのです。

「同調圧力」「人種差別」

がなかなか改善しないのは

「人の目を気にして、常に比べるような習慣」

が根底にあるからではないか?と思います。

社会全体を変えることは不可能だとしても、大人が子供達に対して自己肯定感を失うような言葉を発さないことや、同調圧力の色が強かったり、人の悪口ばかりが書いてあるSNSから遠ざけてあげる、などの対処は可能だと思います。

自己肯定感、大事です!特に今の時期はコンクールが沢山開催されていて、子供たちはナーバスになっているはずですから。

ぜひご家庭でお子さんを守ってあげて下さい!

左右木健一