本当にくどくて申し訳ないのですが、やはりコンクールでの「舞台マナー」が改善するためにも再度アップしますね。

何が問われるか、は何度もお話しましたよね。

まずは「舞台マナーとは何か?」

舞台マナー

演技の初めから終わりまで演技者の踊りに対する意欲、舞台に対する敬意、衣裳・ヘア・メイク・シューズの身だしなみ

こちらでもお話しましたが「たがが髪の毛の後毛くらいで?」ではないのです。



ポアントに関したら、愛さんの「精神年齢」も合わせてどうぞ!




シューズのリボンが出ている、ほどける、もちろんプロでもそのようなハプニングはありますし、バレエシューズが脱げてしまったロシア人の男性ダンサーの動画もアップされているので

「なんだ、大した事ないじゃん」

と思われますが。

昨日も言いましたが、プロはもう何をやっても許されますし、自分の失敗は自己責任。

あとで仕事依頼が減るだけですし、またはそのようなハプニングにも寛大になってくれる(もしくは集客出来るだけの踊りの実力はある、マナーはないけど…)バレエ団なら仕事は減らないでしょう。

しかしアマチュアの子供たちは、話が別です。

もし万が一リボンがほどけてしまい、床にダランと下がったリボンを踏んづけて舞台上で転んだらどうするのでしょうか?

「そんなこと、あり得ない」

とか思うかもしれませんが、舞台にはハプニングがつきものです。

ハプニングを想定出来るプロならともかく、アマチュアの子供たちがそこまで想定出来るでしょうか?


リボンの結び目が出ないようにすることは、そんなに難しいことではないですし、出番前に縫うのは当たり前ですし、それを怠る事が

「舞台マナー」の項目が減点となるわけです。

リボン以外をもう一度書きましょう。

「袖幕に触れる、つかむ」
「袖から丸見え」
「チュチュをわしづかみにして、綺麗なチュチュを潰してしまう」
「失敗したから、と露骨に嫌な顔をする」
「途中であきらめる」
「衣裳から糸が垂れ下がる」
「汚いポアントやバレエシューズを履いている」
「後毛ボサボサ」
「お団子から髪の毛が飛び出てる」

全て「舞台マナー」減点対象です。

知っていて損はないと思うので、コンクールに参加される方はチェックリストを作成しておいて、改善してみてくださいね。

左右木健一