コンクールで、指導者の先生方から

「舞台に出てきて、5番ススで止まって、シャッセするのが正しいと思っていたので、それが間違っている、と聞いてショックでした」

と、沢山コメントを頂きました。

はい、止まりません。前足伸ばします。

こちらをご覧下さい。

「コールドバレエは、ススで止まりますが、あれも間違いですか?」

と聞かれる時もありますが、あれも国によって違いますね。ヨーロッパのバレエ団の列の揃え方とロシアでは違いますし…

ちなみにこれはボリショイバレエですが。

前足タンデュ、で揃える方法は不可能ではないんです。



国の差、ではあると思いますが、もしバレエ団に入ってコールドバレエを踊る場合、コンクールみたいにいつもいつも1人で踊るわけにはいかないんです。


ですから「コンクールダンサー」と言う言葉は、決して褒め言葉ではないです。

コンクールでチュチュをめくろうが、板付に必要以上に凄く時間をかけても、振付の版をミックスしても、それが「絶対、絶対、減点」にはなりませんが、海外の審査員の先生方が審査員室で

「仕方ないね…コンクールダンサーだから」

と言われている事は、知っておいたほうが良いと思います。

海外の先生方は、私のようにこんな風にブログに書いたりしません。

「自分のバレエ学校に入学した時点で間違いを直せばいいだけだから、入学出来なさそうもない子にはわざわざ教えません」

と断言した先生もいます。

国際コンクールがオンラインになってきているから、益々その傾向は強くなると思います。

残念ながら現在のバレエコンクール全てが「正しいバレエ教育の場」ではないし、間違っている人を正してあげる機関では無いです。

順位が上位だとしても、良い印象は与えられていないのですから、留学して恥をかくのは子供たちなので、それを少しでも阻止するのは、指導者しかいないんです。

私の指導者無料ZOOM勉強会では、その部分を徹底的に解説しますので、100名の先生方、お楽しみに!

YouTubeではアップしていない裏話を山ほどお話しますよ。

左右木健一