今朝、オランダ国立バレエ学校のインスタに蒼士がアップされていました!
蒼士の今年度の担任がグリシャになったので、かなりロシア人の影響を受けるとは思っていました。
まだリノリウムではなく、木の床でしたね。
蒼士の今年度の担任がグリシャになったので、かなりロシア人の影響を受けるとは思っていました。
私がオランダに行ったときも、グリシャのクラスをずっと見ていて、感動していました。
グリシャは実は有名なマリインスキーの「パキータ」の動画(絶対皆は一度は見たことあるはず!)に出ています!
そんな蒼士の2016年!
まだリノリウムではなく、木の床でしたね。
この頃は私の指導法も過渡期でした。それまで
「早く子供たちの結果を出さなければいけない」
と、とにかく「仕上げる」レッスンをしていたのですが…
久良々、奈々、黎水那のように、強靭な精神を持つ子は大丈夫でしたが、全員が全員それほど努力家ではないのと、とにかくあの当時は生徒の注意力、集中力があまりにも散漫で、私も指導の壁にぶちあたっていました。
何が悪いのか、なぜ上達しないのか、なぜ結果ばかり望んで努力しないのか…
「上達しないのも、集中力がないのも、努力しないのも、決して子供のせいではない。私の指導法が全て間違っているからだ」
と思い、2016年あたりから徐々に指導法を変えていき、改名もして、4年が経過して…
うちのスタジオは180度方向転換しました。もう昔のままのうちの姿はスタジオ以外存在しません。しかもそのスタジオの床もリノリウムに変わりましたし。
その転換期にいたのが蒼士でした。
あの当時のコンクールは、女の子も男の子もテクニシャンばかりで、そんななか蒼士には
「無理をさせない」
と言う事を考えていたので、テクニックが弱かったり、線も細かったり、私も
「果たしてこの指導法で良いのか?」
と迷いました。なぜなら、結果がすぐには出ないから。
蒼士も蒼士のお母さんも、本当によく私を信じてくれてくれて…そして現在がある。
4年間は無駄ではなかったのと、方向性は間違っていなかった事を確信しました!
今日、土曜日は5クラス。
また気持ちを新たに指導していこうと思います。
左右木健一