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マイアミ国際バレエコンクール 3日目

イサエフ先生がコーヒーが飲みたいと言ってたので、バレエウェストのシンシア先生、エルムハーストのロバート先生、カナン国際のアイビー先生と私(この4人、一番お喋り 笑)でスタバに買い出しに行きました。

アメリカなので、歩いていける距離にスタバがあるわけでもなく、いつもみたいにUBERを呼び、行ってきました。

マイアミ住みたい!(笑)


空が綺麗!


3日目の今日は11:45〜全部門のコンテンポラリー審査でした。

終わったのが結局22:30を過ぎていて、長時間ではありましたが、コメントを書きながら採点をしていたら、あっと言う間に終わってしまいました。

今回は昨年のYAGPニューヨークファイナルでグランプリを獲得した男の子が出場していたりして、それはそれは面白いコンクールになっています。


彼はやはりカリスマと言うか、出てきただけで圧倒的な存在感があります。

コンテンポラリーは相変わらず新体操的要素満載で、たぶん「この技を入れたら良いだろう」みたいな「右向け右」の感じがあるのかも知れませんが。

以前は新体操技が出てきたら「凄い凄い」と騒いでいた時代もありますが、別に今は誰でもそれを取り入れたりしているので、珍しくも何ともなくなっていると思います。

新体操技が悪い、とは言いません。新体操あがりの子供たちがバレエにも多いですから。

しかし、作品のコンセプトに「それは必要なわけ?」となれば不自然な技を入れることはない、と私は思います。

その技をやる子供たちは必ずそれを行う前に目が死んでいます。危険な技をやるわけですから、ビビりますよね。そういうのを見ていると心が苦しくなります。

日本の参加者の皆さんのコンテンポラリー作品には新体操技は入っていなくて、安心して見ていられました。海外コンクールで新体操技が入っているから、と無理矢理技を入れてくるような風潮にならないことを今後も願います。

なぜか?

40歳のバレリーナはいます。しかし40歳の新体操選手はオリンピックに出場出来ませんよね。

解剖学を少しは勉強しはじめた私からすると(あくまで私の意見ですが)そのような身体を痛めつける技を入れるのではなく、年齢に見合った振付を表現手段にすれば良いと思います。

審査員席が隣のビッキー先生と、ずっとそのような話をしていました。

そんなビッキー先生と一枚。


明日(もう今日ですが!)でコンクールが終了するなんて!

審査員室での情報収集も最終日になるので、頑張って勉強します。

左右木健一