今日はアテールバレエスタジオの私のWS初回から欠かさず受講してくれている古矢茉那ちゃんが「アニー」のペパー役で出演する、ということで、東京エレクトロンホール宮城に観に行きました!
終演後、マナちゃんと会えました!
ペパー役、見事でした!
なぜか茉琳との2ショットを茉那ちゃんから依頼されて(笑)そう言えば「茉」繋がり!
ペパー役は物凄くアグレッシブで、喧嘩大好き少女なのに、普段の茉那ちゃんはまさに天使!
この小さな身体のどこからあのパワフルな演技が可能なのか?なんか親戚のおじさん状態で、客席で感動していました!
「アニー」映画は何百回も観たことがあるくらい好きでしたが、舞台は今回初めてでした。
映画のアニーよりも、ヤサグレ感のない(なのでお涙頂戴的な感じが少なくて、逆に新鮮だった)山﨑玲奈ちゃんのアニー。新鮮でした!
藤本隆宏さんのウォーバックスも映画の横暴なウォーバックスよりも非常に穏やかな感じ。ハニガンの早見優さんも映画だとアル中のグダグダ女にしか見えない下品な役なのですが、どちらかと言うと孤児の子供たちに足を踏んづけられてもヒステリックにならずに、逆に「かわいそうな人!」と思える意外な役作り。
映画とは全然違う感じが、とても興味深かったです。
サンディ(犬)
サンディ、かなり重要です!もう犬好きの皆様だったら、サンディ登場だけで泣けてきますよ。
モリー役の石井瑠菜ちゃんがギャンギャン泣き始めると、ペパー役の茉那ちゃんが「うるせ〜んだよ、モリー!」から始まる幕開き。そこから子役パワー炸裂。これでもか?というくらい、歌って踊って暴れます。最高!
このミュージカルの子役オーディションに、なぜ毎年多数の子供たちがチャレンジするのか、よくわかりました。
「もう一度観たい!」
と思える舞台づくり。なんだろう…
そう…プロフェッショナリズムが半端ない。
バレエにはまだまだ足りない「何か」が「アニー」にはありました。
やはり
「厳しいオーディション」
「ロングランに耐えられるだけの強靭な精神力」
「厳しいリハーサル(むしろ当たり前)」
「子供だから、と手加減しない」
これが「プロの舞台」なのだ、と感じました。
茉那ちゃんのお父様、お母様、ありがとうございました。
アニー仙台公演。明日もあるので観に行きたいくらいですが、私は明日朝の新幹線で草加に向かいます。
茉那ちゃん、明日も頑張ってね!
あ、ちなみに、茉那ちゃんは?
前列左にいます!
ミュージカル「アニー」の茉那ちゃんしか知らないお客様。
茉那ちゃん、実はバレエ凄いんですよ〜!
明日、そして今後「アニー」を観に行かれる方。ぜひペパー役の茉那ちゃんにも注目してあげてくださいね。
左右木健一