左右木茉琳が昨夏ネザーランド・ダンス・シアターのサマーインテンシブに参加出来たことで、今回来日公演がある、というので、くみ先生と奈々先生に仙台での指導をお願いして、横浜に行って参りました。


一番観たかったのが、クリスタル・パイトの

The Statement



動画では良さが伝わりません。それくらいこの作品の持つパワーは強烈でした!

マルコ・ゲッケの woke up blind や、ソル・レオン&ポール・ライトフットの shoot the moon も素敵でしたが、The Statement を観ているときは、自分が横浜の県民ホールの座席に座っている感覚が全くない、というか、どこか違う世界に引き込まれたような不思議な感覚になりました。


最後列に座っていたのですが、全体も観れましたし、何よりも凄いパワーだったのでまるで最前列で観ている気分になりました!



私がザルツブルクで踊っていた時のバレエマスター兼ソリストだったロバート・マックヘンドル(うつ伏せになってる彼です)


彼がちょうどザルツブルクを辞めて、NDTにゲスト契約をしていた際、日本公演があり、やはり同じ県民ホールで

「KEN!袖から見ていいよ!」

と言われて、キリアン作品を袖から見ていた日を思い出しました。今考えたら、なんてラッキーだったことか!

私が袖で観ていたのが、キリアンの詩篇交響曲



キリアンの時代と今では、NDTも進化を遂げていると言いますか、時代の流れを感じました。

そんなコンテンポラリーの勉強を終えて…

明日はガラッと変わり、アテールバレエスタジオでのワークショップ。

しっかりと、クラシックの基礎、基礎、基礎のガチ、ワークショップ(笑)

明日皆様にお会い出来るのを楽しみにしています!

左右木健一