皆様こんばんは。左右木健一です。
いかがお過ごしでしょうか。
ローザンヌ国際バレエコンクール
始まりましたね。
Facebook などのライブストリーミングで、よく毎日流されているので、私も時間のある時はチェックしているのですが。
今年は…今年に限らず毎年そうなのですが
ライブストリーミングを見ることによって
「バリエーションだけ踊れるのではダメなんだな」
というのが、やっとこの日本でも定着したのではないかな、というふうに思っております。
「コンクールのバリエーションだけを踊れればいい」
というのは、もうこれはもう40年50年前の話だと思っていただいた方がいいと思います。
本当に必要なのは
「レッスン」です。
もうレッスンしかありません!
そのレッスンがきちんとできていれば、バリエーションもきちんと踊れるようになりますし
自然と色々な新しい振り付けが頭の中に入ってきたりするんですね。
なぜかと言うとレッスンというのは
色々なバラエティに富んでいるものを
即座に覚えてそれをやっていかなくてはいけない
という、そういう繰り返しなので。
レッスンさえきちんとやっていれば、新しいバリエーションでもすんなり入っていったりします。
そして、レッスンで集中しているその集中力があれば
新しい振り付けの先生に
「これを踊ってみてください」
って言われた時に、すんなり頭の中に入りますし
柔軟性がレッスンで身についていれば、
もう、あとは安心!という感じですかね?
とにかくレッスンは大事です。
そして柔軟な姿勢。
「今までこういう風にやってきたから明日もこう!」
ではなくて
新しいことをいきなり
「やってください」
っていう風に言われた時に
「はい!わかりました!」
っていう風にポジティブになれる子と
「今まで練習してきたんだから、こんなことできない」
っていう風に引っ込んでしまう子の差なのかな?
という風に色々とレッスンを見ていたりとかすると感じます。
国際バレエコンクールだけに限らず
色々な現場で私は見てきたのですが。
やはり一番大事なのは
「柔軟な姿勢」
で
「ポジティブな気持ち」
これが本当に大事だと思います。
バレエの才能は体の条件だけではありません。
体の条件が良くても
「やる気」と
「ポジティブな気持ち」と
「謙虚な心」
がない限りバレエはちょっと向かないのかな?
というふうに思います。
なので
体の条件で悩んでいる方。
どうか体の条件は後に後回しにしておいて
頭をフル回転させるということを、これから訓練してみるといいのではないでしょうか?
それでは皆さん素敵な夜をお過ごしくださいね。