私も勉強中の身ですし、まだまだ間違っていることは多々とあるかも知れませんが

「1番から2番(2番から4番)にポジションを変える時は、軸足を変えて、足を踏み替えない」

は、指導し続けています。

以前にも書いたので、もうかきませんね。

詳しくはこちらのブログから。


私も現役時代は足を踏み替えたりしていましたし、それに対して「なぜ?」という疑問は浮かびませんでした。

ポールドブラひとつ取っても同じです。上半身を雄弁に使うために肩が前のほうにいくのは、別に悪いことではないし、プロでもやってる人いるし、と思っていましたし(やってはいけません!悪いことです!笑)

色々なNGに気付いては修正して、修正してはまたNGが生まれ、また修正しては新しい情報が入ると、正しいと思うことがNGになり…

本当に終わりがないです。

日本には

「バレエ教師資格」

という国からの免許がなくても、誰でもバレエを指導出来ます。

いまさら国全体が

「では今日から全員、〇〇メソッドで統一しましょう」

というには時が遅い、というのが事実です。ですから今後も様々なメソッド(極端な話、指導するに資格が要らないわけですから、指導者の数だけメソッドがあるも同じ)で、日本はバレエが続くでしょう。

伝統ある同じメソッド内の資格教師陣のなかでも論争が起きる話は良く聞きます。ですから

「メソッドを正しく学んだ教師が、必ずしも100%正しくはない」

と、よく言われます。その教師がいつの時代に、誰から習い、どの国で長年指導していたか、によって違いが出てくるはずですから。

何が「絶対」とは言えませんが、私が勉強してきて納得したことは指導していこうと思います。しかし、それが明日には覆ったり、否定されたとしても、頑固にならずに柔軟に対応しないといけないな、と思っています……

が?が?が?

「足を踏み替えない!」

ここは…頑固に貫きますね(笑)

左右木健一