明日から


という新しく開催されるコンクールの審査員を務めるために、シンガポールに飛びます。

シンガポールは昨年ワークショップ指導に伺いましたが、コンクールは初めて!


シンガポールには思い出があります。

1987年…今から31年前!

いまは無き、カランシアターという劇場で踊りました。ユニバーサルバレエ団のアジアツアーだったのですが、今とは違いかなり危なかったマレーシアからシンガポール入りしたので、ホッとした記憶があります。なによりも街が綺麗で安心!


その時の写真!18歳の私はどこでしょうか?


今でこそ「卒業舞踏会」は日本バレエ協会のレパートリーになっていて定番ですが、日本で定番になる前に韓国では上演されていました。

この舞台で学んだことは非常に多かったです。

まずは

「揃えるな!」

みたいなリハーサルの仕方。え?揃えないの?みたいな(笑)とにかく自由に表現することを許されました。制限もなく、やりたい放題。

自由ですが、その反面、誰も何も言わない、助けない。自分で見つけていかないといけない。これが私の原点になりました。

誰かに何か言われて演じる「演技」と、自分から自然と湧き上がってきた「演技」

違いますよね。

そんな「卒業舞踏会」を四ヶ月近くリハーサルしたり、各地で踊ったりした最終日がシンガポールでした。

消防署ですら、なんだかお洒落なシンガポール。


行ってきます!

左右木健一