今朝は5月27日のBallettabend2018の打ち合わせのため、イズミティ21にやってきました。

館内のスタッフの皆様方、ありがとうございました!


この場所…色々な思い出があります。
私にしてみたら、痛い思い出が(笑)


2013年5月…いまでも忘れません。



私の歩き方、変だと思いませんか?ラストの回転も異常なくらいテンポが速い…

実はこの舞台で、私は筋痙攣をおこしてしまい、開演時間を遅らせたくらいなんです。

ありとあらゆる準備をしてきただけに、脚が動かなくなってしまった時は本当にショックでした。
「動けない」とはまさにあの時のことを言うのだ、と今でもヒヤッとします。

しかし幕は上げなくてはいけない、代役もいない…動くしかない…

出番の数秒前まで袖でうずくまり、立ち上がって踊った舞台。気合いだけで踊ったあとの脚は内出血していました。こんなのは生まれて初めての経験!

どんなに気をつけていても、アクシデントはある。だからこそ

「無事に怪我なく踊れて、良かったね」

と、いう言葉を自然にダンサーたちにかけることを私自身が覚えるキッカケにもなりました。

そう…無事に終われば、それが一番の成功。

お客様は身内ではない限り、あれこれ批判します。恐ろしいくらいに…

しかし、一番恐ろしいのは批判よりも、批判を恐れてガムシャラに努力して努力して、ついには自分の身体傷付けてしまうことが一番恐ろしい。

お客様はダンサーが怪我したから、と介抱してくれるわけがない。むしろ怪我で降板したら

「チケット代を返せ!」

となります。

プロだったり、私みたいな立場の人間なら、何を言われても構いません。ブサイクだの、足短いだの、下手だの、なんだの、子供の頃から中傷されていることには慣れていますから。

しかし、バレエを習う子供たち、アマチュアの大人の方たちが、そこまで命をかけて、傷つきながら踊る必要は…ないと思います。

まずは自分の心と身体を大切に。
分相応に出来る範囲で十分。
高望みしない。

そして、一番大事なのは…

「キャパ越えしない」

腱がプチッと切れてしまうまで、ガムシャラに踊り、批判の嵐に苦しむのは、プロだけで充分です。

アマチュアの方々はスローダウンしながら、特に大人の方は自分の身体を過信しないような運動量で、バレエを楽しんでもらいたいです。

左右木健一