アムステルダムに来てから、すでに5日が経過しているとは!

昨日はバレエ学校とは別の敷地にあるトレイニーのクラスとリハーサルを朝、見学することになりました。

なんて素敵なスタジオなんだろう!と思ったら

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もともと教会だった建物を改装したそうです。

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そしてトレイニーの男子クラスを見学。みんなテクニシャン!普通にピルエット10回くらい回りますし、跳ぶし、かなりハードで難しいことを朝からガンガン!確かにトレイニーですから、もうプロに近いことはこなさないといけないのは当然と言えば当然ですが、それにしてもテクニシャン!

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日本の男の子たちも頑張っていました。担任のオリビエ先生からも「見本みせろ!」と何度も踊らされていて、見ていて非常に嬉しかったです。

そのトレイニー男子のクラスを私が指導することになりました。

ピルエット10回くらい回れる子たちに何を教えたらいいんだろう?と、ずっと考えていたのですが(笑)やはり私が望むのは音楽性とコーディネーションかなあ?と思っています。

アムステルダムのど真ん中から少し外れた場所を走っているトラムからの風景。車内ガラガラ!



日本と違うのは、余計なアナウンスがなくて、ポ〜ンと鐘がなり、停留所だけ読み上げて終わり、とか。これが昔から大好きなんです。

バレエ学校に戻り、男の子たちのクラスを見学しにスタジオ入った瞬間…

「お!おまえのこと知ってるぞ!ヴァルナ出てただろ!」

と先生に言われて

「え?え?え〜〜〜〜?」

と(笑)なんと1994年にオランダ国立バレエから参加していた男子たちの付き添いをしていたのが、リナート先生だったんです!もうびっくり!

本人、写真を嫌がってるのでここでは載せませんが(なんかカッコいいのに、ヤダ!って)

代わりにこれを。
1994年 ヴァルナ国際バレエコンクール
リナート先生、私が何を踊っていたかも鮮明に覚えていて、ものすごく恥ずかしかったです(笑)

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こんな大昔の、しかもあまり話を交わしたか、交わさないかも記憶にないような先生から

「おまえのこと、覚えてるぞ!」

と言われた日には、しかもその先生が蒼士を指導する日が来るとは…(笑)

バレエ界、あまりの狭さに改めて驚愕です!

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いま朝の8時。いまからトレイニーのスタジオに向かいます。トレイニーのなかにはローザンヌ国際バレエコンクールで一躍スターになったリロイ君もいるので、かなりのテクニシャン男子が集結してるので、楽しみにしてます!

左右木健一