いま、朝の5時。
次は男の子。以前に国が授業料免除で芸術家を育てるシステムはお話したと思いますが、彼はそのオーディションに合格した子。まだ小学生!
空港へ向かうタクシーのなかで、このブログを書いています。(こちらの道路、車間距離とか無視でガンガン飛ばすから怖い!)
昨日の出来事を振り返りたいと思います。
まずは桜井幸子先生が普段から面倒を見ている生徒さんたちのヴァリエーションを指導致しました。
デコルテラインが凄く綺麗な生徒さん。
リラックスしたらもっと良くなりそうだったので、笑わせたりしました。
「あのさ、いまの動き、東大門市場にいるアジョマ(おばちゃん)みたいだよ」
と言ったら大爆笑!
日本では「スカラーシップ」という言葉がコンクールなどで定着してきましたが、国の機関が選ぶ基準、となると日本は小学生のうちから芸術家を育てていこう、というシステムがないので、なかなか実感がない。ここが韓国と日本の決定的な差だと思いました。
そして、国の機関だけにぶら下がっているわけではなく、個人の力も大きい。
ジョセフ先生のエクササイズも、そのうちの一つ。
おかげでバレエ教育問題、バレエに必要なエクササイズ、コアについて、コンクールのメリットデメリット、呼吸法、お互いの国の問題点…3時間以上話しました。
前回の訪韓で会えなかったインギョン。足の甲がものすごくて、当時日本であんなに足の甲があるバレリーナを見たことがなかったので、憧れの眼差しで見ていたのですが。
お姉ちゃんと弟、みたいな(笑)この後ずっと私の腕を組んでCOEX(巨大すぎて迷子になりそう!)を歩いていました。本当に優しい!
グルメ三昧の日々(笑)
桜井先生オススメのマンドゥ(これ、いままで食べたマンドゥのなかで一番美味しかった!)
桜井先生、ジョセフ先生、本当にありがとうございました!
左右木健一