今日も長い1日でした!


ワークショップ見学。

ルカ先生とピアニストの平井さん。
ルカ先生は、やはり私のなかでは「神」です。

それぞれの先生にはそれぞれの良さがありますが、ルカ先生は私にとって本当に特別な存在です。クラスを見学していて

「そうそう!それそれ!」

と共感することが山ほどありました。

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そしてシニアの実。初YAGPの18歳。
中国から帰国してきて、うちのスクールに来てまだ一年も経過していない。ですから、まだスタート地点にも立っていない。やっとバレエとは何かを、わかりつつある。

これからが一からのスタート、と本人が一番わかっているはず。なので、またもや褒めてしまいました(笑)なんだかんだ、親バカな私です。

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ワークショップの合間に、私がワークショップなどで指導をした生徒さんたちが沢山!

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今日のコンテンポラリーのワークショップでカリーン先生の言葉を、うちの生徒たちには心に刻んでほしいです。

「人生で一番やってはいけないことはcheat(ごまかす)すること。特にダンサーだったら、理解していないのに、ごまかすなんて決してやってはいけない!わからないなら質問すべきだ!」

「人生で一番やってはいけないこと。give up(あきらめる)ちょっとのことくらいで諦めたらいけないし、初めて挑戦することを諦めるなんてやってはいけない!」

YAGP日本予選、厳しいです。結果が悪くてバレエを辞める子だっています。

しかし、本当にバレエが好きならどんな結果でも受け入れられるはず。でも、それが出来ないのは、自分のバレエ(だけではなく、人生を)cheatして、ついにはgive upした結果に過ぎないのだ、とカリーン先生の言葉で繋がりました。

どの先生方もコンクールの結果が良くなるように指導していますが、昨日も話したとおり、早咲きの花もあれば遅咲きの花もある。早咲きを好む日本人の気質は、じっくり時間をかけて教育しなくてはいけないバレエと相反します。

早咲きで上手くいく場合も稀にありますが、挫折しらずで小さな頃から表彰式で沢山賞状をもらいすぎた子はバレエを辞めてしまうケースが多い。

YAGPはそれが一番ハッキリとわかるコンクール。だからこそ厳しいですし、だからこそエントリーする価値があります。

「自分のバレエ…自分でどう思ってるのか?」

と、バレエの神様に、ガツンとストレートに問われる期間がYAGP。

学びの時。あと2日間、続きます!

左右木健一