YAGP2018 日本予選 2日目。

シニアの一番遅い部門のコンテンポラリーで、実が踊りました。

YAGP自体が初の実。よく頑張りました!
また親バカなのか(笑)褒めちぎってしまいました。

なんか尼崎に来てから、生徒を褒めてばかり。
それまでが鬼だったから、まあいいか?

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本当に尼崎に来るまでは、なかなか拍車がかからず、危機感もない生徒たちを見て

「もう棄権するか?」

まで考えてしまったこともありました。なぜなら中途半端な気持ちでYAGPにエントリーしてはいけないから。

どのコンクールでも中途半端な気持ちはいけませんが、YAGPの場合は海外留学を考える子供たちのコンクールであり、昔からある国内コンクールのように順位がついたら「はい、終わり」ではない。下手したら人生が変わりますし、万が一中学生でスカラシップを頂いたら、高校は通信に切り替えるくらいの覚悟がないなら、エントリーの必要ないです。無理して留学する必要ないですから。

もし万が一「うちの学校に来なさい」と海外の先生からオファーを頂いたとしたら、それに「Yes」と言えないなら、YAGPにエントリーする必要はないです。バレエ以外で好きなことがあるけど、なんとなくバレエを続けてきたら国内コンクールで受賞したから、YAGPも、なんて考えは、海外の審査員の先生方に失礼ですし。

ですからうちの生徒たちにも、厳しいことをたくさん要求しました。

そんな成果が徐々に見えてきました。

YAGP初参加の蒼士。私が実のコンテンポラリーの付き添いをしていた時間に、ワークショップを1人で受けていて、駆けつけたら一番目のグループの先頭にちゃっかり立ってセンターを受けていました。

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サンフランシスコにいる黎水那も2年前のYAGPはそんな感じでした。とにかくレッスンで前へ前へ、と…

ゼッケンを番号のゼッケンではなく、名前のゼッケンを慌てて付けたのは、まあご愛嬌ということで(笑)

うちの生徒たち、確実に成長しています!一時期の迷いは、もうないです。

先日指導した四日市の生徒さんたちも頑張っていました!みんな真剣に挑んでいて、いい顔してますよね?私がみんなから元気をもらいました。

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全国各地で指導しているせいか、私がヴァリエーションを指導した子たちがたくさんエントリーしていて、その子たちが頑張っている姿を見られるのがとても嬉しかったです!

期間中にどれくらい変化が見られるか…
楽しみです!

左右木健一