3日目の今日も審査前に仙和芸術学校を見学に行きました。
私の隣にいるのが、サンヒ先生。バレエ科の総責任者でもあり、昨年のYAGPニューヨークのグランプリ受賞者の韓国の女の子の先生でもあります。一緒に踊っていた仲間たちとの再会は本当に嬉しい!一緒に踊っていたヘヤンさんは、アトランタバレエで活躍したあと、引退後もアトランタに在住。息子さんを連れて休暇でソウルに来ていたので、みんなで御飯を食べました。
Round 2はコンテンポラリー審査。ソロですら制限時間が4分、という規定なので、かなり見応えのある素晴らしい演技をする方もいれば、逆に振付家の意図するニュアンスを伝えきれず、ただ時間がすぎていく方もいました。コンテンポラリー審査は振付を審査するわけではないので、どのようなスタイルの作品を踊っても良いとは思いますが、自由で制限がないからこそ、クラシック以上に強い意志がないといけない、と感じました。
「世界の有名なバレエ学校」にランキング入りしている理由が見学をすればするほどよくわかります。とにかく基礎の強化が徹底しています。
韓国国立バレエ団の団長も務めていたチェ先生。私がユニバーサルバレエで踊っていたときは、国立のプリンシパルでした。雲の上のような先生だったので、このようにお話し出来るのは光栄でした!
いよいよRound 3 ファイナルです!
私の人生を変えてくれた国、韓国。
この地で審査出来ることに感謝しながら、心を込めて自分の与えられた任務を遂行したいと思います。
左右木健一